ここにお好きな
王宮/美術史博物館
相方が『美術史博物館!』と言うので、不敵はキンギョのフンのようについてゆく事に決めました。
美術史博物館はどこにあるのか?
冒険者のように地図を確認すると、それは現在地より北西の位置だった。
結構距離がある…が、しかしここでトラムに乗っちまうとあらゆる意味で素敵なお店などを発見する事は難しい。
酷暑の中、メチャンコ足の早い相方にくっついてホテルを出発。
途中でハプスブルグ家の新王宮に立ち寄りました。
新王宮
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ヒトラーがオーストリア併合を宣言したテラスがあるそうです。
ハプスブルグ家の人達はここで650年程居住していたそうです。
部屋は約2600室あるんだとか?掃除、死にそうだよな。
そんなに部屋、あっても、意味ナイダス。
正面にはオルゲン公騎馬像がありまス。
トルコとの戦いにて勝利をおさめた英雄なんだそうです。
オイゲン公…というよりウマだなこりゃ
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彼の目線の先には対になって立てれらた銅像があります。
えぇと。
新王宮正面にはベルデン広場(英雄広場)が広がってるんデスが、
そこにポーズを取るカール大公騎馬像です。
カール大公
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ナポレオン氏と戦り合った英雄だそうです。
あぁ、もっとちゃんと歴史の勉強しとけばよかったワ。
多分、公園背景の巨大な建造物はウィーン新市庁舎ですな。
あとであの辺、行きます。
んで、
上記の写真より→右に視線を向けると旧王宮が見えます。
ハジッコにひっそりと写るは先程のカール大公騎馬像なり。
旧王宮に馬車の列
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まぁとにかく、馬車に乗りたかったんだよあたしは!!
ヲヲヲヲ
目的の美術史博物館は新王宮エリア左脇の道、BURGRIMGを挟んだエリアにあります。
酷暑の中、足早なツレに引き摺られるように移動。
まず目に飛び込むは以下のごとく、マリア・テレジア像。
逆光になってて黒々としててゴメン。
オーストリアの肝っ玉かーちゃん。
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この像のある広場である、マリアテレジア広場を挟んで
←左手には目当ての美術史博物館、
→右手には自然詩博物館があるんデス。
なにをさておき、まっ先に美術史博物館へ潜入しましたよ。
チケット販売所で販売員のおじさんにお金を払う時、机に掘られた浅い円形の穴に硬貨を置きます。
なンか変なカンジ。
中に潜入してビビリました。
アンタ、これって博物館ですかイ!
この豪華絢爛さにはぶったまげたッ
壮麗な美術史博物館館内
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フラッシュが届かなくて、キレイに撮れません…ゴメンナサイ。
モノは写真トレナイので自粛です。
凄まじい数の美術品が展示されてマシタ。
でも不敵がイチバン☆気に入ったのは回廊側に展示されていたあるマニアックな絵画でした。
『ガニュメデスの誘拐』
…読者諸氏はご存知だろうか?
有名なあの縦長の絵画ではなくって、他の絵画に埋れ気味な扱いの普通の絵だったんですけど。
実に素晴らしい作品でございました。
シュチエーションは巨大なワシに攫われる美少年(?)ですが。
もーもースゴイの…そのアングルがね。構図がね。
(コレ観たらぜってー喜ぶぞアイツ)
こーゆーのがダイスキな永年の盟友Fの為に
こっそり写真を撮ってやろうと思いましたが、その現場を他のお客さまに見られたら日本人の恥さらしと思いまして、祖国の名誉の為、涙を飲んで我慢しました(またアホな事いってるわ)。
ヲヲヲヲ
なんだかメチャンコ疲れたので一息入れる事にしました。
館内の2階、吹き抜けぞいにあるカフェでこれまた壮麗。
フラッシュが届きませんな。
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メチャクチャ美味しいチェリーパイと珈琲に舌鼓をうち、
再び歩き出すのでした。
そういえば、回廊のド真ん中に絶望感溢れる障害物があったので、記念に写真を撮っておきました…えっ、これって展示品?
回廊ど真ん中のピエタ
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一回り終了し、ホール下のお土産物ショップでイロイロ買いました。
やっぱりマリア・テレジアのお菓子だね。
美味しそうな紅茶も買って、ホクホク顔で店から出る。
そこでふと改めて美術館階段をかえりみ、足がすくんじゃった。
美術史博物館内正面階段下より
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…まぁ、その、なんだ。
その国の文化や歴史を恐ろしい迄に豪華絢爛に飾り立て、誇りを持って世界よりの来訪者に展示するのは。
時間と国家予算を割く理由としては十分妥当であり、ある意味近代国家として一つの使命ではなかろうか。
ヲヲヲヲヲヲヲヲヲヲヲヲヲヲヲヲヲヲヲヲヲ
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