ここにお好きな
古城街道
そうそう、ホテルはハイデルベルグからバスで30分程川沿いを下って
周りが何も無い田舎の片隅にある『メルキュール』ってのだった。
わりと近代的なビルっぽい円錐の建物で1階に何故か中華レストランがあったわ。
ここがね、部屋の鍵が皆して空かなくて…いやはや困った!
でもまぁ、割と部屋な綺麗。ゆっくり眠れたし朝飯もシリアルが旨かったデス。
そんなこんなで朝6時30分に起床して8時にバスにて出発。
…しかし集まるの、客の中でウチら一番最後だったような…
ヲヲヲヲ
曇りであんましいい天気じゃなかったけど、
ネッカー川沿いの道を進んでいくとまぁ、古い城がわさわさ見えてくる。
車中観光で写真もロクに撮れなかったんだけど、一応覚えが有る古城を列記する。
ヲヲヲヲ
ネッカーシュタイナッハ(Neckarsteinach)
ハイデルベルグを出発して30分程で見れる城。
盗賊騎士の城という異名が有る城で、4つの城が連なる。
この城の城主は旅人を襲って小金を稼いでいたとか。
割と綺麗に形の残る褪せた朱色っぽい建物で、
急な山の中腹で存在感をアピールしていました。
ヒルッシュホルン(Hirschhorn)
何故か此処では必ずバスから降りて写真タイムを取るらしい。
ウィザードリィファンの目がキラリと輝きそうな城塞都市デス。
山の中腹に城があり、城下に立派な城壁に囲まれた町があります。
城塞都市から道を1つ隔てた所に教会が立ってます。
その前のパーキングでバスが止まり、日本人がゾロゾロ(爆笑)。
よくよく見ると城塞都市の壁と民家が一体化してますね。
ヒルシュホルンってのは、鹿の角という意味
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この城、呪われているという話が伝わっております。
昔の此処の城主の息子が決闘で相手を殺してしまい、
その母親の強烈な呪術で一族は根絶やしになったという話。
でも今ではこの城、古城ホテルとして使われているそうで。
中の一部の観光も出来るんだとか。
ネッカーツィンメルン (Neckarzimmern)
ここのホルンベルク城はネッカー川界隈で一番古い城だそうな。
有名なゲーテの書いた"ゲッツ・フォン・ベルリヒンゲン"のゲッツさんの城。
『鉄腕ゲッツ』という異名を持つ御仁で、結構な英雄だったそうな。
彼は右腕を戦いでなくし、義手で剣を振り回して闘ったとか。
かっこいいね。
そんなヤツがベルセルクにいたね。
この城は一番古いといわれるだけあって飾り気がない古風な城に見えた。
今では博物館になっててゲッツの遺品がみれるんだってさ。
バート・ヴィンプフェン(Bad
Wimpfen)
ここは町なんですが、この町のシルエットは最も美しいんだそうです。
成る程、遠くから見ると家々の赤い屋根が段々に連なっててまぁ可愛らしいです。
まるで『あたしは中世の栄えた街なのよ〜』と主張されているようです。
帝国時代、直轄の街として物凄く栄えからあんなデカくなったんだね〜
哀しい事にここでのパーキングは無い為、車中から写真を撮るしか無いッ。
シカシィ
なんとまぁ、イイ具合に電線があるんですわ!
どーがんばっても電線がうつっちまうので皆さん残念そうでしタ。
『バート』っつーのは鉱泉ッス。
この名前が土地名に付くとゆーことわ、
十中八九そこに鉱泉が湧いてるってコトです。
ヲヲヲヲ
っていうかコレしか覚えてない不敵に石投げないで下さい(爆笑)。
あと、道すがら立派な原子力発電所も拝見致しました。
環境にうるさそうな国民性のドイツでもあるんだなぁと思った訳で。
ヲヲヲヲヲヲヲヲヲヲヲヲヲヲヲヲヲヲヲヲヲ
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