Norway遠征記 Oslo
帰国 オスロには『ムンク美術館』というアマリにも有名過ぎる『叫び』を観察出来る素敵な名所もあるのですが、なんせ盗まれちゃってて今行ってもありません。アタシ、ムンクの作品は精神的暗黒濃度が増せば増す程ギャグ漫画っぽくて大好きなの。実は『叫び』が戻ってきたら見に行くつもり。
そんなわけで、特に見に行きたい所も無いなーと思いつつ帰国の朝を迎えたのでした。
オイシ過ぎる朝食を優雅にいただいて、ホテルを8:30近くにチェックアウトしました。
ガーデエモン空港を発つBA769便ロンドン行はお昼の11:55の出発予定なのです。なんて余裕な朝のスケジュールなんでしょう。
朝のオスロ中央駅ホーム 駅ではどこでFly Togetの乗車券をゲットしればいいのかサッパリわからず、安易に駅員さんに尋ねました。トテモ親切に教えてくれましたが、ヤッパリここでも券売機で購入するものでは無い様子でした。しっかしだな170NOKってケッコー痛いよ。
駅員さんに教わった駅のホームにて待つ事10分ばかり。アタシの他にもパラパラ待つ人がいます。なんだかもぅすっげぇええ寒かったよ!例のツヤツヤした銀色のエアポートエクスプレスがやってきました。
オスロに乗り込んできた時は夜だったので、その雪なる風景はあまり鮮明に見る事が出来ませんでした。けども帰りは天気の良い朝なので。よっっく見えます、春のノルウェー雪景色が。コレ真冬ってどんな景色になるんだろう。
なごむ〜
いなかだ〜 (走って行って足跡つけたくなる風景ってやつだな〜)
駅周辺やアウトバーンの辺など開発されている地域は雪がかなり溶けているのですが、農村部?は広々と真っ白。やっぱ寒いだけの事はあるわ。
列車は東海道新幹線も真っ青のスピードでブッ飛ばしてます。やっぱり20分ほどでガーデエモン空港駅に着きました。
外気は寒くてタマンナイのでとっとと荷物を収納棚から引きずり出して構内を目指します。
ホーム真中に設置してある、ズラズラ人の並んでいる近代的な改札口を抜けてエスカレーターを上がると、もう空港ロビーであります。ふてきはチェックインカウンターに直行しました。
空港駅ホーム ちょっと、来るの早過ぎたみたい(笑)!アタシが一番乗りだったもんさ。
10時前には出国準備整っちゃって、タップリ買物時間が出来ちゃいました。『サーモンハウス』って店でガイドブック片手に店のおば様とお土産選びに時間をかけて、初体験の免税手続きにもトライしてみた。
ガーデモエン空港@チェックイン後 それから近くのスタンドでノルウェー語の新聞とアクアを買って、すっげキレーな搭乗口にて30分程座って待ちました。
アジア系の母&幼い娘の2人がニッコリ微笑みながら隣に座ってきて挨拶してきました。
『ニーハオ』
『アタシは日本人だ』
アタシはすっげビビって、反射的に物凄くヘンな挨拶の返し方をしてしまった(挨拶返してるってゆーのかソレ)。…中国人にもアタシは中国人に見えてしまうのか?それはヤハリ、アタシの目が細いからかな(鬱)。
搭乗口 搭乗口のカウンターにはシルバー人材なのか良くワカラナイですが、初老のおじ様がガラガラと新聞紙を3、4種類程持ってきてドサドサ丁寧に置いて行きました。
これは無料でいくらでも持って行ってイイ分ですけど…アタリマエだけど日本語ないからさぁ。
帰りもガラガラな哀しいオスロ〜ロンドン空路。
でもお天気なので晴れてたし、ノルウェーの壮絶な雪だらけっぷりを観察出来ました。水平飛行になったらさっそく撮影してみたけど、うまく記録出来ないなぁ。色が霞んじゃって。
これはコッチに来る時にも感じた事だけども、アッチにもコッチにもフィヨルドがウネウネしてます。ブルブル、さぞかし寒いんだろうなぁ。
ノルウェー*1
ノルウェー*2 …ホントにノルウェーはイイ所だけど、これはチト住んでるヒト大変と思った次第。
オマケ。機内で配られた軽食。デザートが確実に太る品だったんですがむちゃくちゃオイシかったよ!!
こーゆー写真を躊躇無くとれるのは周囲の座席がガラガラだから 晴れていたのでヨーロッパの沿岸がキレーに観察出来ました。
ロンドンには13:15に到着。またしても到着ターミナルからバスで第一ターミナルまで移動しなければなりません。10分近く乗車しているのでまったりと外の観察してしまったではありませんか。ホントにバカデカイんです、このヒースロー空港は。
バスで移動 乗継ぎの成田行きは15:45発なのでけっこう余裕あります。けど予想通りにメチャメチャ混雑してるわ乗継ぎまでの徒歩が長いわ、荷物検査でパスポートと航空券置いて来るわ(おいおいおいおい!!)疲れてしまいました。
いや、大した事無かったんだけどよ。…ここまで来て、一気に気が抜けてきたんだなアタシ。
香水のニオイで満たされた買物エリアでは 紅 茶 ! を買い求めたくてショーが無かったんですが、だって英国だよ〜?もう軍資金が底を突いてしまってねぇ。どんだけお土産買ってるんだ自分。
オイラはココを左折だ 搭乗口に着くと、そこには既に日本人のオバ様やオジ様の賑やかな群集が固まって待機しているのでした。やっぱりどこぞの団体ツアー様御一行様と御一緒する事になりそうだ。
ほんのちょっとしか時間経って無いのに、ホンワカした面立ちの日本人おじさんおばさんのノホホン日本語会話を耳にすると、まったりタタミの上でお茶飲んでる気分になってきて嬉しいです。
団体ツアーの中に紛れ込んで、ウトウトしながら搭乗を待ちました。
掲示板は、せっかちなおじ様達がちょくちょくチェックしにいっておば様達に日本語で報告しているからソレをアテにしてりゃいいだろう。
なんか機体の整備に不備があったらしく、40分程遅れて成田行きのBA7便はロンドンを離陸。
途中でスウェーデンの首都、ストックホルムを観察出来たよ。写真じゃ判り辛いけど、今にも海に侵食されそうだったよ。まるで、大地をめちゃくちゃに引きちぎられたみたい。
ストックホルム ヒコーキはバルト海を超え、フィンランドの湖水地方の上空を飛行。このへん、夏は避暑地として賑わうリゾート地との事ですが…ずわっ!!
フィンランド*1 大地がバリバリに氷結してるやん!!
フィンランド*2 湖が完全に凍結してるわ…人間住んでるのか!?
北欧って大地の半分が浸水してるイメージが定着しそうな感じ。
知合いにフィンランド人がいるのですが、トンデモナイ極寒の世界を生きてきたのだなと尊敬してしまいますよホント。
写真でおわかりの様に夕闇が迫っております。ロシアに突入すると夜になって、一晩あけたお昼前に成田に到着です。
ふてきはぐっすり睡眠致しました。
そんな感じで今回の超短期間オスロ探訪記録はおしまい。 長年の夢だったスカンジナヴィア半島に足つけられてすっげ嬉しかった〜。 ノルウェーは清潔で近代的で安全で英語バリバリ通じるし、 メタル海外遠征初心者にはうってつけだと思います。 なんかこれ以降、北欧以外のライヴにゃ目もくれない人生になりそうで恐い…。 それにしてもだ。 Carpathian Forestが最大の目的だったのにすっかり Keep of kalessinに目がハート型になってしまったのは以外な出来事でした。 やっぱりライヴとCD音源じゃ受ける好感度が違うもんだなぁ。 そんなことよりアタシいつになったらAriochさんに会えるのだろうか! ここまで長々と偏向したふてきワールドなヘタレ記録日記に おつき合いいただいた読者諸氏に心から感謝申し上げます!
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