Norway遠征記
Oslo

オスロ市内探索  王宮から市庁舎まで散歩

オスロ市街地を見おろせる光景に十分見入ってから、ふてきはあの急な階段をシタシタ注意深く降り始めました。

スキーミュージアムをもう一回ぐるっと回ってスキー初期製品やら堪能してきました。はー、とんがってるー。ムカシのスキー板はその先ッチョで狩りが出来そうですなー。

ムカシのスキー板

で、ムカシのスキー装備は現代の時価に換算するとモノスゴイ値段になりそうかもです。

ムカシのスキー装備

まぁスキーに興味がある訳でもないので長居はせずにトットともと来た道を辿り戻り、ふてきはホルメンコレン駅から市内へ戻る電車に乗り込むのでした。

電車の中ではいつのまにか乗っていたんだか、焼き討ち教会で見かけた暗い目をした細身の青年がナナメ左前の席でひっそり揺られております。

アタシの真向かいのキャピキャピ女性2人組は、よくよく観察すると腕に赤い紙製の腕輪を装備しているではないか…。ブリティッシュ系じゃないかと思います。それにしてもやっぱりInferno Festivalの参加者はどこでも遭遇率高めです。

暗い目をした細身の青年キャピキャピ女性2人組Majorstuen駅(アタシが最初乗り換え待ちをしていた駅)で降りて行きました。

ふてきは王宮を見学する為にもうひとつ先の駅で降ります。Nationaltheatret駅です。

地下鉄の階段を登ると、目の前に王宮とオスロ大学が見えました。

オスロ大学

ナカナカ威厳のある便利な立地条件な国立大学です。いーなー。こーゆーエラソーな所でお勉強してみたいもんです。トーゼン中に浸入出来ないので素直に王宮に向って歩き出すふてきなのでした。

王宮へはメとハナの先で、そのへんは緑豊かな市民の憩いの場、公園的な散歩道が整備されております。観光客や散歩する地元民がパラパラと。

王宮ではハーラルのおっちゃんが居住している模様です。中を観光する事はできませんが、例のロボットのようなヘータイさんは観察出来ますよ。

王宮

ふと気がつきますと…そこのハンディカムなカメラ回してるベビーカー引張ってる家族。どー見ても韓国系です。

アタシはトテモ不思議でした。てっきりローマん時みたいに日本人観光客とアッチコッチで出会うんじゃないかと思っていたのに、オスロで見かける黄色人種はチャイニーズorコリアンばっかりだったんだもん。まぁ例の2民族は世界の彼方此方に流出してコミュニティを築いているっていうからどこでも遭遇するでしょーけども。

そりゃね、こんな近代的でキレイで治安良ければ移住したいってのも判るぞ。

でも北欧旅行に行ったハズなのに彼の地に住んでいるのは黄色い人間ばかり、なんて未来になったらすんげーイヤなんですけど!!!!

…などとくらだない妄想に不安をつのらせながら散歩道をぐるっと散策。

海に近いので海鳥がパタパタと飛来。

テニスコートなんかもあったりして、市民がタノシソーに遊んでますし、そのへんにゴロンと横になって寝てる奴もいます。

なんだかもー、腹立たしい程のどかで羨ましいったらないです。

王宮の裏に出口があったので、地図を見ながらそこから直接港の方にでもいってみよーかな、と思いました。気分はすっかり散歩です。まー特に見たくてタマンナイものがあるわけじゃないしー。

王宮の裏ッかわのエリアには大使館などが点在する高級住宅街らしいです。日本大使館は王宮向って左っ側のストリートぞいらしいですが…それにしてもモロ上品そうな建築物がイヤミのようにズラズラ並ぶストリートです。

お家の庭に彫像ですか。

地図を見ながらシタシタ、市庁舎方面に下って行きます。この辺は人通りの少ない居住区って感じだよな。

イプセン美術館のあたり…のハズ。

20分ほどダラダラ歩いて、ようやくあのデッカイ市庁舎迄辿り着きました。

せっかくなので、『地球の歩き方〜北欧編〜』に記してありました入り口脇に展示してあると言う北欧神話にまつわる『エッダの木彫』を写真に収めてみようと思いました。

ちなみに、市庁舎のドアはしっかりカギかかっていて中へは入れませんでした。ショーガナイね。

で、その『北欧神話エッダの絵』は市庁舎入り口扉を真中に『コの字型』に外気に晒されながらズラズラ展示したあったのです。

その美しさにふてきは息を飲みました。

てなわけで、オーディーン神話のアレコレな『エッダの木彫』を数枚写真に収めてきましたので、以下に並べておきます。

『白鳥の乙女たち』

これは一番最初に当たる場所、ハジッコに展示されている作品。

なんでも、3人の白鳥ヴァルキリーがビーチで3人兄弟と出会ってケッコンしたんだそうです。でも7年後に彼女達は家を出ちゃって、夫2人は妻を探しに出かけるけど、Volundという旦那さんは家で待っている事にしたんだそうです。ナンノコッチャ…日本昔話の『天女の羽衣』に似てないか?

そんな説明文がノルウェー語と英文で綴られています。それも写真に撮ってきたので翻訳にチャレンジ。以下はふてき流アヤシイ翻訳列記。

『イグドラシルの鷹』

イグドラシルの枝にパワフルな鷹が巨大な翼を開いて遥か彼方の世界を見据える。リスのRatatoskが鷲の言葉をNidhoggへ伝えに枝を駈け降りる。Nidhoggは樹の根っ子を噛み切ろうとする。

『ラグナロクの警告』

恐るべき犬ガルムはアンダーワールド(死の王国)への入口の番犬をしてて、旧世界の破壊を警告する(覇権の運命、神々の黄昏)。3羽の雄鶏は鳴いて、差し迫っている戦いを警告する。オーディンの英雄を覚醒させるAesirの金色のトサカな雄鳥Gullinkambi、すすけた赤の雄鶏Fjalarは巨人の世界へ下って行く。神々の軍団、巨人と悪霊は戦場Vigrid(世界で一番でかい)かOskopne(未完成)を覆っている。太陽は光を失い、そのオオカミFenrisはオーデインを飲み込む。そしてTorとFryは戦死する。

『スレイプニルに乗ったオーディン』

オーディン(神々の最高神)は8本足スレイプニル(世界再速の種馬)に乗っている。オーディンの槍Gungneは、彼がそれを投げ付ける全てをぶっ壊す。彼の腕には価値あるリングDraupneを装備している。これは9夜ごとに8つの美しいリングをぽたぽた落とす。オーディンの2羽の大カラスHugin (思案)とMunin(記憶)は、広い世界に毎日飛び立ってニュースを主人に伝える。ここでは、彼等は黄昏の森でオーディーンを導いている。

『ユグドラシルに水やりをするノルン達』

ノルンのUrd(過去)Verdande(現在)Skuld(未来)は運命の強力な女神である。彼女達はユグドラシルの根っこの末端の一つウルドの泉に居住している。ここで神々はBifrost(展開と地球を結ぶ橋)を渡って会議する。ノルンは世界樹の葉に毎日給水する。ここから谷に落ちる水滴が流れ、神聖な樹がウルドの泉に常緑のままあり続けられるわけである。

『ニドホッグ』

Nidhogg(悪または悪意で切るヤツ)はドラゴンっぽい蛇状の獣で、彼はユグドラシルの3番目の根っこを齧ったり引っ掻いたりする。ユグドラシルは3方向に広がる根っこを持っている。1つは巨人Mine (記憶)の泉に繋がっている。ここでは、これまでに起こった全てのものが反映される。Mineの泉は知恵で満ちている。ここにはMimeの泉の水を飲む代金として差し出されたオーディンの眼が沈んでいる。他の根っこはウルドの泉に繋がっている。3番目はNivlheim(アンダーワールド、死者の王国)のKvergjelmirに下っていてそこでNidhoggが恐怖の行いをする。

『フリッカ』

Frigg(愛)はオーディンの妻の内の1人であり、Balder(支配者、王子)(無実、信心の神)の母である。Balderは悪夢に取り付かれ、オーディンは神秘的な死を目覚めさせるNivlheim(アンダーワールド、死の王国)へ走る。彼女を通して、彼は死に向っているか知ろうとした。Nivlheimは飾り立てて彼を迎えた。その結果、Friggは全ての要素がBalderを傷つけない事を宣誓させた。炎と水、鋼鉄と鉄鉱石(岩、地球、木、動物と植物)ーヤドリギを除外して。

『なぜなら、彼女がそれがあまりにも若いと感じたからである』

…ときどきカナリ意味不明でごめんなさい(反省)。

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