Norway遠征記
Oslo

Inferno Festival 2006

それにしても肌寒い国だなぁ。アタシにゃホテル内でもさみーんだ。

ホテルに帰ると、ふてきはバッタリとベッドに倒れこんでしまったのでした。だって体調がサイアクだったんだもん。ホントは時間内タップリ観光しまくりたいけどナッちゃんを観察する手前、体力は温存しておかなきゃならんしなぁ。

Inferno Festival2006、最初のスタートはJohn Deeでの"Imbalance"っていうノルウェーのスラッシュメタルバンドのはず。実は海外スラッシュメタルバンドのライヴってアタシ、マトモに見た事ないんだよね。このバンドの公演は17:45にスタートなんだそうです。てことは17時まで寝てればイイかな…と軽く考えていたのですが。

やっぱりネボーしました(滅)

アタシはお約束を地で行くタイプなの(威張るんじゃねぇ)。

スタートの15分前、17:30に目が覚めてしまったのでした。ふてき、ネボケ眼で時計を見たら思わず絶叫。うぉおおおっまたしても携帯電話の目覚まし時計機能の設定を間違ってしまったのか!!!

ふてきはいつものように戦闘体勢に…もといメタル族に身を変えると(何事ですか)Inferno Festival 2006のチケットを握りしめ、エレベーターに飛び乗りました。

階下ではホテルのホールで受付のねーさんとバッチリ目があってしまい、トッテモ微笑ましげな笑みを漏されちまいました(赤面)。きゃーん。

ねーさん、そんなにFuneral MistのTシャツは微笑ましいですか!?

心持ち赤面しながら半ば転がるようにしてホテルから飛び出すと、ふてきは一目散にオスロの雑踏に駆け出して行くのでした。

道なんか、覚えなくっても全然平気だった。

既に最初のライヴはスタートしているハズなのに、多量のデカくて黒いメタル族な人々がストリートを北上してゆくのです。そっか、この軍団にくっついていけばイイんだな。

雨が降っているのに、傘なんかさす人々ではありません。みなさん、濡れたまま歩いてます。Opethの黒いレザーのロングコートが妙に目立ってましたなー。

ガラガラ荷物を引き摺る人もいるけど、きっとクロークに預けるんだろうな…えぇ、あんなデカイ荷物預けられるのか!?

みんなとっと長い足で先に行ってしまうので、時折ホビッツのアタシはタカタカと走らなければなりませんでした。

コンパスの長さが…。

みんな、Keep of Kalessin目当てなのかな。Imbalanceはハナから観なくてイイというアタマなのかな。そういえばスラッシャー歩いてないな。

そんなこんなで会場入り口に辿り付きましたが…きゃーん、並んでるぅうううううう。

とはいえその行列は大した長さではナイのですが!

で、その行列のボリュームが肥大化するにつれてふてきはある思いを強くしたのです。

(アタシいま、確実に猛獣に囲まれてるぅぅうう!!)

ホントに表現がシツレイな奴でスイマセン。

でも、揃いも揃ってそんなビジュアルのやつらが続々とこの行列へと集結してくるのです。女性メタラーにいたっては…その身なりたるやまるで『魔女』です(爆笑)。コワイヨー!

周囲を飛び交う会話は多国籍語で、頭上を意味不明の言語が飛び交います。まぁアタシがホビッツだからしょーがない状況ですが。アチコチより発せられるタバコの紫煙がアタシの頭上をもくもくと火事のように広がっていきます。

んー、なんだかこーゆー日常絶対有り得ない状況に1人身を置かれるとドキドキすんね。えへへ、悪くないなぁ〜こーゆー状況。

ノルウェーにもダフ屋が存在するらしく、3日通し券を売りに来るホッテントットみたいなオッサンがいました…アタシはホント、ツインバスターライフルでその脳天を撃ち抜いてやりたい気持ちになったワケです。うー。ターゲット・ロック・オン!

20分程行列に並んで、やっと会場内に至る事が出来ました。

あのゆるやかな坂道でチケットを紙製のリストバンドに交換してもらいます。1日件はイエローので3日通し件はレッドのブツのようです。だからアタシはイエローの奴ね。

そして熱気漂う会場内へと歩を進めたのでした。

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