Norway遠征記 Oslo
オスロ市内探索 "Wolf's Lair" オスロ大聖堂は外回りのレンガ柱廊がどうもお店の立ち並ぶエリアのようです。
今日は祝日なので全店お休みヴァンザイ状態だったけどね。お約束通りアチコチ落書きされててあんましイイ雰囲気じゃないな。
オスロ大聖堂の柱廊。 大聖堂を半周して目的地に続くと思われるTrogatta通りを北へ歩き始めました。しかし、このTrogatta通りと思っていた通りはもう1本先のGrensen通りだったんですねー!
ナンかココも下の写真見て判ると思うけど路面電車が走っているのです。とゆーか、オスロ市内全体にこの線路がグルグル引かれていて、市の規模は違えどウィーンに匹敵する充実具合でした。
というわけでアタシみたいにボケーッとしている観光客は、気を抜いていると引き殺されるので十分注意致しましょう。
…なんて、当時は余裕綽々に考察しているバヤイではありませんでしたが。
Grensen通り。 これってナンカおかしいよおかしいよと思いつつ、イヤこれは絶対違う道だと、何となく左折してしまいました。
というわけで初っぱなから違う場所に出ちゃいました(鬱)!!
アタシはオスロにおける一番大きな通り"カールヨハンス通り"に出くわしてしまったのです。右に遠く見えるは王宮。そして目の前にデッカい物件がそびえているのでした。地図で確認するとそれは間違いなく国会議事堂でした。ライオンさんがコマ犬みたいにいらっしゃる。
国会議事堂とライオンさん。 まぁ、現在地点は確認出来ているので戻ればいいわけですが。アタシってバカだよねぇ、一旦オスロ大聖堂に戻れば話はカンタンなのに…ココからうまく目的地に行けないモンかなぁ?と、近道を模索し始めてしまったんですねー。
傘をさしながら、イチイチ地図とストリート名を周囲のタテモノを照合確認しつつゆっくり歩を進めました。
途中、ヘンなオスロおばさんに絡まれましたがシカトかまして先を急ぎましたよ。
途中、コーヒーの紙コップで金をせびる輩がよってきましたがNo!と断って先を急ぎましたよ。
そんな事もあるくせに、緊張感のまるでナイふてきはお店のショウウインドーに飾ってある可愛いアイテムについつい寄り道したりもしましたが。だって可愛いんだもんさ。全店休業なのが物悲しいです。
コレ欲しいよねぇ。 途中、政府市庁舎エリアに迷い込みましたよ。でも方向は間違っていません。
政府市庁舎の地図とアタシの地図を照合すると…ココのもうすぐ近くが目指すユングストルゲットである事が判明しました。
Youngstorgetってのは、ちょっとした庶民のショッピングエリアらしい。
オスロ市内のライブカメラを検索すると、この映像が出てきます。この映像はユングストルゲットの建物上部に設置されたカメラなんだよね。
で、この建物にアタシの前々から行ってみたくてしょーがなかったブラックメタルに特化したメタルショップ"Wolf's Lair"が存在しているのです。
はたして、すぐに発見する事が出来ました。
幸運な事にココは休業ではなかった!
ヤハリInferno Festivalの開催期間だから?でしょうか…ショップの外にテーブルとイスを並べて、お店の関係者らしきおじさんたちがワキアイアイな様子で歓談しています。
Wolf's Lair。 アタシはもー嬉しくて嬉しくて、ショップのおじさんに言いました。
『アタシ、ここに来たかったの。1349の1stが発売された頃、オフシャルサイトにこのお店のサイトがリンクしてありましたよね?その時からそう思ってたんですヨ』
店長は、相当面喰らった様子でした(…そりゃそうだよな…)。
で、アタシはこの店でNATTE FROSTさんのパーカーと某書籍を買い求めました。書籍のタイトルは"Nasjonalsatanisten"という、全編ノルディック語のものでした。
うおおおお、全くヨメねえ(確認してから買えよ)!
『あ、この本の写真MARDUKの新作と同じだ!』
『これはMARDUKの本ではありません。Black Metalについて書かれたものなのです』
アタシがInferno Festivalの為にノルウェーに来たと言いますと、店長はアタシにInferno Festival 2006のオフィシャルマガジンをくれました。
A4サイズのオールカラー32頁もので、ナカナカの編集魂を感じさせるシロモノ。読みごたえ十分です!
6頁に渡る祭典のラインナップ&タイムテーブル詳細。
4頁に渡ってのEMPEROR特集(こんなあからさまな特別扱いはズルすぎると思う)。
オスロ市内の観光場所や酒場、レコードショップ住所を網羅した"Blackpacker's Guide"(バックパッカーの事をこの世界ではブラックパッカーと呼ぶらしい/笑)。
新作メタル(ゴシック/ブラック/ブルデス/ドゥーム)の広告。
音楽業界でビジネスを始める人の為の『10の法則』!
オフィシャルマガジンをもらった。 『10の法則』はオモロかったね。
自分自身の道を学ぶべきだ。何が自分のバンドの為に最高か、そして何が自分の成功のためになるかを。このビジネスは難しく要求が多い。そしてその為に自分自身再投資する必要がある。一部のバンドは結局一年中スタジオバンドとツアーで回るということもある。メタルバンドとして到達する方法は幾つもあるが、メインの仕事はLIVE LIVE LIVE.
…つまりメタルバンドって始まりからして延々と肉体労働なんですね?そいつぁ大変だなぁと思った次第であります。
まぁそんなワケで記念写真も快く受けてくれて…ありがとう、店長!
デッカイ店長。 これで前々からの願望が1コ、達成されました★
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