July
ヲ 〜不敵、メタルバーへ行ってみる〜

2004.7.3

常々、ネットで『メタルな酒場』の話題を良く見かけていた。

アタシは酒はスキじゃないけど、

メタルが大轟音量で体感出来るンならチト行ってみたいな、と。

幸い、仕事のお陰でずぇええんっぜん酒飲めないワケじゃないカラ。

大酒豪で善良な一般市民であるSを半ば

無理矢理ひきずり込んで行ってきました。

そこは地下で。

入り口からして独特のオ〜ラが…

一般の善良市民であるSはその時点で氷結してました

扉を開くと

スーパーデンジャラス大轟音

音でハラの中の臓物が震えそーだ

土曜の8時半頃だと言うのに、店内には主人のオニーサマ1人だけで。

我々は『フツーの客』なカンジでヨッコラショ、とカウンターにつきました。

あたしね、この酒場の主人に自分のメタルな好みは絶対カミングアウトすまいって、

そう心に決めていたんです。

なまじっかメタルに詳しいヒトは

絶対引いてくれちゃうと思ったから…

ところが酒を注文して轟音に浸ってしばらくして。

Sが店主に向ってよりによって

『不敵さんはマニアックなメタルが好きなんですよ』

などと…ものすごくビミョウな話題もちかけやがったんですわ。

あのね、この店でアタシのメタル嗜好傾向がマニアックってゆうのなぁ、ナシだと思うの。

いや、ンな事はどーでもイイ。

とにかくソレを聞いた店主は瞳をキラキラさせながら(何故?)

『どんなのが好きなんですか』

ときーてきちゃった。

『…その、ブブブ(滝汗)ブラックメタルを主に…』

とりあえずこれ位なら応えても引かれまいと思ったのに、

間髪入れずにすぐ突っ込まれました。

『なんていうバンドが好きなんですか』

ギャース!

突っ込まないでそんな事ッ、

そんな爽やかな顔してェ!

不敵は手に取ったままのカクテルを微かに震わし、

『…あの、取っ掛かりはEmperorでDimmu Borgirで、その…』

そこまで確かに店長は、温和に微笑んでおられました。

不敵はしばしゴニョゴニョとシブリました。

しかし、不敵のそばに片耳を寄せ

爽やかに微笑む店主に向って、咄嗟のウソはつけませんでした。

『…今一番好きなバンドはFuneral Mistと…1349です…

その瞬間。

(」`Д´)σハー!?]]]]]]]

確かに店長は10メートル引いたような顔をされました。

『そのアルバム、持ってるけどココには無いです、

ここに来るお客さんの耳に入れるには…ちょっとねぇ…』

うわぁああああああん

ごめんなさぁあああい

引かないでぇええええ

アタシが悪ぅございました(涙)!

店内にはアタシらと店長の2人だけだったので

イロイロな轟音を御教授していただきました。

動画のあるものは壁にライヴ映像を投影してくれるのでオトクです!

パンクもおせーてもらったヨ。

以下、覚えているだけ聴いたの記録しておきます。

SUM 41

TESTAMENT

MALEVOLENT CREATION

SYSTEM OF DOWN

EXODUS

FAITH NO MORE(なつかシー!)

ベルベット・リボルヴァー(ダフ〜!スラッシュ〜!)

一番気に入ったのはフロリダのデスメタルMALEVOLENT CREATION!!!

コリャめったくそカッチョイイですわっ!!!

で、最初から思ってたのですけども。

『店長、ヘルによく行かれます?なんだかものすご〜く

お見かけした事あると思うんですけど』

ってね。

そしたらとんでもねぇ解答が返って来ました。

『ワタシもアナタ見かけた事ありますよ?

ライヴでも何度か見かけたと思います』

ウソ←Σ(´□`#)─!!?

イヤダァアアアアアアア

自分、そんな覚えられちまうような個性豊かな面構えかッ!?

ライヴでって事はまさかアタシ…

動揺しまくった不敵は、かなりアホアホなリアクションを返してしまいました。

『…ワタシ、ライヴで殴ったりしてませんよね?』

店長は呆れた顔でこうお返事しましたとさ。

『いえ、いつも外側で見ているだけなので』

不敵はDARKANEの『BOUND』をリクエストしました。

あのスラッシュビートの大轟音量空間に身も心も浸すのはサイコウなのでした。

その頃には客も大入りでした。

ダーケインのハイクオリティな轟音にみなさまノリノリで。

リクした本人も嬉しい反応だったデス。

すっげぇ楽しかったよっ♪

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