March
ヲ 〜異文化コミュニケーション〜

2004.3.13

いとこの結婚式と迄はいかない披露宴…?

いや多分バンケット・パーティに行ってきました。

場所は原宿の表参道沿いのオシャレな和食レストランです。

まず最初に、江戸川に住んでいる90近い祖母の家へ行く。

そこで実家から車で出てきた父を待ち、3人で会場に行くって寸法だ。

表参道を迷って、探して、歩いて、の上ようやく会場を発見。

祖母を会場に搬入(?)し、不敵はとっと手続きを済まし、着替えました。

で、参加者のたむろする部屋に行くと。

新郎の親族がズラッと椅子に座ってて、と〜ちゃんが雑談の真っ最中。

ふと窓から外を見ると表参道が一望出来ました。

で、

一応嫌々自己紹介をしてそのヨコの赤い椅子にぽすっと座りましたが。

アタシャその時、隣の2人のオバサンの存在に気が付かなかったのです。

受付で手渡された名前付き座席一覧

不敵はそれをチェックしながら、

カッタルイなぁあああああと暴言を心の中でコッソリ呟きました。

すっと、突然右隣のオバサンが私に向って

名前付き座席一覧を差出しながら…何やら英語をぶっけてきたんです。

そりゃ、多分こんな意味合いだったんだと思います。

『ここに書かれている名前の読み方を教えてくれませんか?』

不敵は一瞬、石化しました。

(これって異文化コミュニケーション!)

あいにく英語とはすっかり縁遠くなっていたのですが、

タカガ名前の読み方。

結局60人近くの人名をロ−マ字入力(?)で全て教えて差し上げました。

サレド名前の読み方。

どーしても府に落ちない人名が3名ほどおりまして、不敵はひょっとすると

カナリ嘘教えてしまったカモ知れませぬ。

その後、オバサンと英語で雑談するハメに〜〜!!

不敵は心底、己の貧相な英語力を呪い、恥じました。

今この場に魔術でツアコンのSスチュワーデス希望の迷惑女S

召喚できたらどんなに楽か、などと破綻した妄想までやらかす始末。

「我に耳傾けよ!そして我にすべての霊を従わしめよ!

乾きし便利なオトモダチの霊を!Summon Elemental!!!

…こんな具合にか(爆笑)?

とにかく

不敵は貧相な英単語を羅列して話題を途切れさせぬよう必死でした…

なんでかって?

あたしゃ会話の狭間の沈黙がスゲェー苦手なんだよッ!

こっちのネタがつきたらアンタが何か言っとくんな!

てか、言え!

しゃべれ!

話せ!

話題を続けろ〜!

(↑そんな無体な/苦笑)

やがて不敵の必死なる抵抗のお陰で、

このオバサマの正体がラッキョの皮のように少しづつむけて参りました。

どうやら新婦の留学時代のお隣サンだったようです。

サンフランシスコでデンタルクリニックやっているようです。

不敵が口の中に手を突っ込む格好をして、

バキバキ!ギーギー!ガリガリガリ!ドカーン!ってヤツですか?』

(爆破してどうするよ)

と日本語で話すと、2人でバカ笑いしてマシタ。

…ちゃんと通じているようです?

んで、不敵が貧相な英語で

『自分はエヴリディ電車で一時間半かけて水道橋に通勤してます』

と言うと。

『オー!ウォーター・ランド!?』

と、大袈裟にヒラメいている様子でした。

…ちゃんと通じているかどうかモノスゴク怪しいです。

そんで、

いよいよ準備が整い、式典が始まると英語地獄な雑談は終わったのですが。

その時オバさまはこんな事をおっしゃってました。

『ありがとう、楽しかったわ。あなたのお陰で楽しい会話が出来ました』

不敵は何と応えたら良いか判らず…

口を金魚にしてました。

お食事はこのデザートが一番美味しかったです。

エ〜ト、今回の主役の新郎新婦は、

高校大学をアメリカで留学した時に出来上がった恋人同士なのね。

ゆえに、米国からお呼ばれした客が多いのだ。

おかげさまで司会進行から通常会話迄、ほぼ70%英語でした。

…ここは日本じゃなかったのか?

何イッテンダカぜんっぜん判んねーよ!

新婦両親テーブルに配置されていた90近い祖母は、

誰も居ない席にポツネンと取り残され、

この外国カラーぶりにボーゼンとしていました。

ほんで、

企画物ではイロイロ隔靴掻痒な企画がありました。

スクリーンに多数の写真を投影し、ナレーションと共に

ここに至る迄の過程を華麗に披露するのは定番だよね。

オモロかったのが『新郎新婦に質問コーナァ』というヤツ。

映された質問に新郎新婦がそれぞれ答えるって内容だ。

Q1.お互いの第一印象は?

Q2.プロポーズの言葉は?その時の感想は?

Q3.思い出深いデートは?

ウヒーッ!

ダメだぁッこんなネタッ、キーボードで叩いてるだけで

足の裏が痒くて痒くてたまんねぇよ!

(ミズムシ君じゃありません)

てなワケで、もうこれ以上語れません。

すんません、所詮アタシはそーゆぅ種類の人間なんですわ。

その他、様々な過程の事情を絡めて考察するに、

この一部始終、

不敵にとってはサイキョーの『茶番劇』でございました。

突っ込み所満載!

とりあえず、お二人とも末永くお幸せにv

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