January
ヲ 〜不敵、疲弊の一日〜

2004.1.16

毎回毎回。

イヤダイヤダと思うのは大きな取引先の主催する会議なのだ…

胃が痛くなるわ、眠くなるわで。

クライアントには同業者が10社くらい入ってて、

デッカイ机でみ〜んな呼ばれて会議するのね。

でも今回は…

『今回は一社づつ会議を行います』

なんてコトになって、あたしゃオロオロ。

ってぇ事は何かい?

アタシと社長2人 VS クライアント4人だけ!?

うわぁああ、緊張するゥウウウ〜〜〜〜

どんな文句言われても良いように必死にシュミレーション。

んで、何とか無事に会議は終わりました。

思いのほか我が社の成績は良いとベタ誉めされちまいました。

気味悪ィです。

その後は親睦会と言う事で飲み屋に連れていかれました。

クライアントに四方を囲まれて、

『ブレイコーだから!』

とか言われても全身に行き届いた緊張がほどけるワケがない。

それでね、酒を勧められるままにいただくじゃない?

大事な取引先だからムゲに断れないモン。

そ〜したらねぇ、すっかり眠くなっちゃったの。

んで、クライアントの連中がここぞとばかりにヤヴァイ事聞くのよぉ。

アタシったら酔っぱらって頭パープリンだから

『社長、今○●社の事聞かれてるんですけど、

しゃべっちゃってイイですかぁ〜〜〜〜(←最低)』

とロクに社長の答えも聞かずに○●社の悪口を大炸裂暴露。

あ〜スッキリしたぁ(オイ)。

社長にいない人の悪口言うな、って怒られたけど。

その後、二次会と言う事でいわゆる、

『スナック』という所に連れていかれました。

アタシは酔っぱらってたのでアタマ冷やそうと

ノンアルコールをばかすか胃に流し込んでましたが、

前に座ったスナックのいわゆる『ママ』さんがアタシの顔を見て

『美人なコねぇ〜〜化粧映えしそうじゃない?目もとが切れ長で』

とか、いうもんだから(滝汗)

誉められるのメッチャ苦手なアタシはすっかり狼狽して

『えぇ、よくキミの見えない瞳にカンパイって言われます』

とボケてしまいました。場が一瞬冷えましたとも、えぇ。

(つーかアタシは美人じゃないですよ。ヒラメ顏のヤキソバ顔です)

しかし『スナックのママ』って仕事ぶり見てるとホント立ち回りがスゲェのな。

同じ女だけど、遺伝子的に何か違う。

そう思わずにはいられない脳内神経反応(意味不明)。

てか、アタシがズボラなだけっつー事かもしれんが。

スナックではカラオケがあってオッサン達が幸せそうに歌ってました。

『せっかくだから、あなたも得意なの歌って』

ぎっくんぽ。

『いや、そのう…アタシはホラ、ヘヴィメタルしか聴かないので…』

  コレってば私のカラオケ歌え要請逃げ口上の常套手段のセリフだったんですが

結局カボチャのい〜ぐる・ふらい・ふり〜を歌うハメに!!!

またしても場が一瞬冷えましたとも、えぇ。

『スゴイわね、1曲聴くだけでドッと疲れそう』

『ふ〜む、世代の格差を感じますなぁ』

…だからゴメンナサイってばぁ。

帰りは上野までクライアントのおじさんAさんが送ってくれました。

『御社はとても頑張っているのでそれに見合う物を出したい訳ですよ』

『はぁ〜』

『取引先が潤えばこちらも潤おう…やがて全体が豊かになるって事です』

『そうですねぇ〜』

『自分、会議では結構幹部に御社よりの発言していましたけど、

悪者になっても大丈夫ですからどんどん御社の要望を言って下さいね』

『大丈夫って、何か理由があるんですか〜』

『ええ、自分は組合の者なんですよ、会社じゃなくて区の

『…そ、そうですかぁ(冷汗)』

『それに訳あって女房が議院やってましてねぇ、

共産党なんです

『ウソ━━Σ(-`Д´-;)━━ン!!!』

不敵の頭の中に様々な文字が交錯しました…。

(社会主義!共産主義!全体主義!

独裁隠蔽国家!宗教臭ェ赤い国!)

いろいろ考え込んでしまったわ。

結局終電になっちまった。

上野から各駅電車で一時間半はかかるのですが、

耳にイヤホン突っ込んでブラックメタルの爆音に浸るので平気です。

私が乗った座席のナナメ前のオジさん、顔色がヤバ気でした。

発車して20分経った頃でしょうか…

ふと目を開けると、

おじさんが大量に吐瀉物をまき散らしてました。

ど━━Σ(ロ゚|||)しょ━━ッ!?

コレから一時間近くコレの香しい香りに脅えながら座ってろと…!?

嗚呼、神よ!!!!

不敵は思わず地獄の神に恨みを込めてしまいましたとさ。

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