October
ヲ 〜ワタシとシゴトのハヒフヘホ〜

2003.10.7

今日は仕事で憂鬱になる出来事がありました。

己の戒めの為にもここに記録しておこうと思いマス。

人のフリミテ我が身フリカエレ。

仕事で不敵はW社の広告を某学会雑誌に掲載するよう、

某学会雑誌の担当しているK企画に頼んでいる。

10月号は新しい原稿だったので、早めに送る。

そして雑誌が出来上がった。

仰天した。

古い原稿のままやん!

速攻でクレームの電話を突っ込む不敵。

K企画のS氏はこう言う。

『そんな原稿貰ってませんが…』

『は?それじゃ同封した申し込みもナシで手続き進めちゃったんですか?』

『年始に一年の申込書貰うでしょう、あれで手続きしたんです』

『でも、毎回原稿バージョンの確認の為にウチ独自の申込書送ってますよね』

『それが届かなかったので…』

『いや、某月某日に佐川急便で確かに送ってますよ。もしかして、原稿紛失しました?』

当然、この原稿とはW社からの借り物にあたる。

大問題である。

『ちょっと探してみます。でも

今日は6時に帰らなきゃならないので明日でいいですか

ハイイ〜〜?

終了時刻後も居残りで貴方の電話を待っていた私の立場は?

『一時が万事』。

最初のクレーム対応の印象1つでその人間性が判ってしまう。

不敵は『こりゃダメだな』と瞬時に見限った。

翌日、原稿は未開封のまま発見された。

S氏いわく、

不敵が原稿を早く送ったので返却原稿の箱にいれてしまった

との事である。

これから使用する原稿を、なにゆえ返却原稿の箱に放り込むのか。

理解不能である。

これはもう責任感の欠如としか言い様がない。

F氏は今回の件については広告掲載割り引きで何とかしてくれないかとヌケヌケと言いおった。

不敵は突っぱね、客の意向と違う品物が出来上がったのだから

掲載料金は払えないだろうと言い含めてやった。

そしてW社のH氏宛に謝罪文を書くように指示した。

後日、謝罪文がバイク便で届いた。

不敵は直ぐにそれを検分し、やおら頭を抱えた。

謝罪文の宛名がウチの会社になっている。

(  ̄д ̄;)ワケワカリマシェーン

この人ひょっとして、ニホンゴ判らないのでせうか。

かき直しを指示すると、その日の夕方F氏が改めて文書を持参してきた。

その態度、まったく反省の色は伺えない。

不敵はもはやS氏個人ではなく、

K企画の社風を疑った。

さて、事のてん末を知ったW社は大激怒した。

『広告掲載手数料は無料なのは当り前だ!!

次号掲載も無料にするぐらいの誠意はないのか!』

当然の反応である。

オマケにW社のF氏に直接電話をし、

怒りをぶつけたらしい。

イキナリW社の重役から電話がかかってきて、さぞかしS氏も焦った事だろう。

『貴方の言っている事はおかしいよ。

上司のDさんに代わりなさい。貴方じゃお話にならない』

己の失態がバレる事を恐れたのであろうか、S氏は必死に抵抗したそうだ。

不敵はその話を社長から聞きながら疲労感で憂鬱になってしまった。

S氏は30後半から40前半くらいのおじさんだった。

不敵がこの時ふと思ったのは

『あんなオジサンでも家庭があって、嫁さんも子供もいるんだろうな…

余計な台詞だが、しっかりしてくれよオジサン!!!』

という事だった。

こう言っちゃ何だが、K企画は結構この業界では有名会社である。

以前も同じようなミスを犯しながら駄々をこねたA社も同じく有名会社であった。

なぜ一流の大企業が、

このような誠実さに欠ける品性の低い対応と仕事を仕出かすのか。

クレームの時こそ、誠実な対応に心を砕くのが当然ではないか。

大企業の座布団にアグラをかいたような

精神状態の社員の存在は、百害あって一理なしである。

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