ヲ
〜古池や電話飛び込む水の音〜
12日から早速お盆休暇をとった不敵。
タップリ体を休め、お掃除に洗濯に下ごしらえするんじゃと、
気合いを入れていたのですが…13日に断続的な頭痛+ハキケに襲われ、
13、14日は『寝て曜日』となってしまいました…(号泣)。
うおおおお〜〜〜ストレスたまっぞ、暴れたりないぞ!
でも15日からの戦闘を考えると無理矢理暴れてらんない。
死んでも体調を回復させる(謎な言い回し)事を決心をし、
寝て曜日を過ごしたのです…
そんなこんなしている内に、微熱が出てきた模様。
咽カラッカラ。
こんな時、水分は不可欠である…という事で、近くのお店に武道もとい
葡萄(デラウェア)を買いに行ってきました。
お部屋で苦しみながらやっと葡萄をひとふさ、お腹におさめ、
カラになったザルに『何となく』携帯電話を突っ込んで、台所に行きました。
時刻は夜。12:30頃。
フラフラだった不敵は、台所のマットにてお約束のごとく足をスベらし、
つんのめって危うく流しに顔を激突しそうになりました。
反射的に手にしていたザルを投げ出しはしっと手で抑えてセーフ。
…と、思いきや…
その携帯電話は、確かに宙を舞ってました。
それは放物線を描かずに、真直ぐに流しの方向へ…
古池や電話飛び込む水の音
ボチャン。
こんな短歌が脳裏を掠めるほど、それは劇的でした。
少なくとも、不敵にとっては。
『…!…!!!(元気がないので絶叫をあげられない)』
ムンクになった不敵はとっさに水で満たされたナベの底の携帯電話を救出したものの、
案の定数分後には使えなくなってしまってました。
『…ウワー!コレに全部お友達データ入ってたのにー!』
『…コレが唯一の目覚まし時計がわりだったのにー!』
『明日5時起きなのに…自分、起きられるのか!?』
その夜、とってもクダラナイ事で不敵は緊張の余りよく眠れませんでした。
翌日、朝7時に東京駅八重洲口にて友達と何とか合流できましたが。
『不敵さんの携帯電話に何度もメールとか電話入れたのに…
全然つながんなくてすっげー困ったよ!!』
…と、散々怒られてしまいましたとさ。
携帯電話がどれほど現代人の生活の首根っこを掴んでいるのか、
改めて認識できてしまったわけだな。
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