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〜不敵、映画を見に行く2〜
デアデビル
を観に銀座にいって参りました。
映画館の場所は帝国ホテルの目前でした。
S氏と待合せしたのもソコ。
しかしあたしは思いっきり迷いました。
S氏は帝国ホテル勤務だった事もあり土地カンがあり余裕で待ってやがった。
ふん!どーせあたしはイナカモノですよぉ!
ホテルにしちゃバカみたいにドデカイです。
映画館内にて真っ赤なスーツと角を生やした
デアデビルのコスプレ野郎を発見致しました。
デアデビルって。
アメコミ…例によって、マーヴルコミックスのスーパーヒーローなのね。
ウリは彼が盲目で普通の人間ながら聴覚に秀でてるってところかな。
昼は弁護士、夜は必殺仕事人。
正義を一心に求めるポリシーと裏腹の、現実のドタバタに悩める、
影の有るヒーローなのね。
自分のイメージではアメコミヒーローの中でも地味な認識でスガ。
まぁ、
マイティ・ソー、キャプテン・アメリカ、シルバーサーファー
が実写映画化(嫌スギル)するよりは微笑ましく観られるよね…
=すっごく省略してこんな内容=
デアデビル少年は昔、
都会の金持ち悪者ボスに父を殺されていた…
その過去は彼を正義を追求し、またそれを他人にも強要する(苦笑)、
昼は弁護士+夜は仕置き人な人間にさせていた。
やがて格闘美女エレクトラと出会い恋に落ちたが、
彼女の父は金持ち悪者ボスの手下であった。
金持ち悪者ボスに逆らった彼女の父は、
金持ち悪者ボスの暗殺人、
イカレた大当り野郎に殺されてしまう。
その場の微妙なシュチエーションのせいでエレクトラに父殺しの仇と
恨まれてしまったデアデビルは彼女にグサッと刺されてしまった。
刺した相手の正体は自分の恋人であり潔白だった事が判明、
エレクトラは怒りに燃えイカレた大当り野郎と対峙するが
返り討ちに遭ってしまう。
そして今度はデアデビルとイカレた大当り野郎の一騎討ち…
そして金持ち悪者ボスとの一戦の行方やいかに!
私はあんまり予告とか見ないで鑑賞しちゃったんです。
エレクトラってあのエレクトラだったんですか。
『あの』ってのは、ながーい黒髪のなびく、
全身真っ赤ッかな日本かぶれ両手にサイ持ちねぇちゃん。
…のハズ…
全然違うじゃ無いか!
エレクトラ出すなら出すで独立した映画でもよかったんじゃ…
でもまだ知名度が無いか…
まぁ、お約束でニンマリする映画でしたよ。
ところで、アメコミ映画にもんのすごい偏見のあったS氏。
映画観た後、近くのベトナム料理屋で凶暴な昼食をとっている際の話。
『…で、どうよ?アメコミ映画に対する偏見は薄らいだ?』
『うん。おもしろかったもん!』
『ほー!それは喜ばしいことだ!』
『…デアデビルの俳優さんがカッコ良かったしィ』
まぁ何にせよ、アメコミに対する偏った誤解が溶けた事は、
何だかアタシ、良い事をしたような気がするわ☆
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