ヲ
〜不敵、映画を見に行く1〜
待ちに待ってた!
ロードオブリング2。
不敵はね〜もぉ〜それはそれは楽しみで楽しみで。
つい気合いれ過ぎて待ち合わせ一時間前に池袋に来てしまった。
池袋の駅に到着、山手線ホームから階段を降りて行くと、
下からエッチラオッチラ登ってくるおばあちゃん発見。
スゴク足が悪いみたいで、ズルズル引き摺ってる。
階段エラク長いから大変そうだったので、腕を貸してあげた。
『どこのどなたか判りませんがありがとうございます』
『大変ですね、どこまでいくんですか』
階段を登り切って山手線のホームで聞いてみた。
『えぇ、ちょっとセンダイまで…』
『…へっ?』
一瞬、池袋駅の喧噪が遠くなったような気がした。
『仙台ですか?』
『はい、仙台です』
こんな足の動かないおばあさんがひとりで、
山手線に乗って仙台?
…山手線に仙台駅ってあったっけ…
階段を降りながら、不敵は全くトンチンカンな事を考えているのだった。
で、ニュージーランド帰りのツアコンのS氏と合流。
長丁場映画だって言うのは重々承知だから、バッチリ食い物用意して。
2回目の昼の上映だったんだけどまぁ、そこそこ並んでました。
我々は常連の2階席で鑑賞しました。
以下。映画が終わった直後の会話。
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『ガンダルフは魔法使いじゃねーッ
身の丈10Mある悪魔とフツー肉弾戦すっか!?
しかも空中戦ときたもんだ!』
『そーそー!何か妙にカッコ良すぎるよね!
白馬に乗って朝日をバックに「ヒヒ〜〜ンっ」だって!
主人公って本当はあのおじいちゃんじゃないのッ』
『アラゴルンてば人間の王族女性にもホレられてサー!
ヤツはエルフのアルウェイン姫と愛を語ってなかったかッ!
なんか両手に花でズルイ!ヒゲの魔力かッ』
『レゴラス、なんだかすっごい器用だった!
馬の首に片手をかけてクルっと下から…飛び乗れるかフツー!?
しかもスケボー射撃やってた!エルフってあぁいうモンなの!?』
『主人公のホビット、フロドと召使い(嘘)のサムは怪しい!
「旦那様」だってサ!下克上のニオイがプンプンするぜ!
あの関係は絶対同人女の嗅覚を刺激するな!』
『そーいえばアルウェインてば霊体(嘘)になってまで
アラゴルンのトコきてキスしたりして、絶対浮気牽制してると思う!
ちょっとストーカー的な女の情念を感じるわ!』
『人間エルフ連合軍VSオーク大軍隊戦争のシーン
カッチョヨカッタねー!気合入れまくってた!』
『ハルディア死んじゃったのがスゴイ可哀想だったー!』
『おおお!あたしも木のおじさんに乗りたイー!』
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ま、こんな感じです(笑)。
覚悟してたけどスゲー長くて長くて回りの人達は時間を
気にしている様子でした。
でもスゴク、
本当にメッチャおもろかったデス!
また、もう一度見に行きたいと思ってます(苦笑)!
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