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～不敵、熱海温泉へ行く/2～
その夜に見た夢はウルトラマンの夢だった（…何故だ…）。
で、ベッドに寝たまんまで非常にだらしがないのですが。
７時半からアバレンジャーと仮面ライダー555をチェック。
アバレンジャー、自称ミーハー友人Sさんは
『ヤダー！可愛く無い！格好良く無い！』
とひたすらビジュアルについてだけ酷評してました。
不敵はバクリュウくん達が可愛くてスキ（オイ）。
ちょっとポケモンだかデジモンの要素入ってるよね。
エンディングのアバアバアバな歌に２人で爆笑…振り付けに感動！
やはりコドモ向け番組はこうでなければ！
バイキングな朝食は２階のダイニングだった。ひろーい。
海側は全面ガラスばりですばらしー断崖絶壁な光景が一望出来ます。
不敵はダイスキな和食、
ミーハー友人Sさんはダイスキなアメリカンブレックファースト。
熱海といったらアジのヒモノを食わねばなるまいよ。
『キミはホント日本人だなー』
ヒモノにかぶりつき納豆を愛おしげにかき回す不敵にSさんはこうこぼした。
朝食終わると9：30近くだった。
『…デジモン見れなかったな…』
『ガーン！温泉10：00までだって！』
オタクなタメ息をつく不敵の横でSさんが絶叫している。
Sさんいわく、どうやら
温泉地に来たら２日で最低４回は温泉に浸かるのが鉄則らしい。
『…まぁ昨晩ハーブ風呂満喫したし…』
『ダメー！まだみかん風呂が残っているのよ！』
その剣幕に不敵は閉口した。
みかん風呂は露天風呂になっていた。
しかし肝心のみかんが数個しか浮いていなかったのは何故か。
誰かデザートにテイクアウトしたのだろうか？
微妙にみかん風呂に失望した我々は、結局普通の大浴場へ。
ここの温泉、何故か塩辛いです。
しおしお。
ずっと浸かっていると漬物のように体内から水分が出て
キュウリの漬物のように体がしなびてしまうのではないかと、
不敵は余計な妄想に思いを馳せるのだった。
温泉から出た我々が向かった先はホテル内にある温水プール。
我々以外は誰もいなくて広々とはしゃげました。
泳げないんだけどね。
プールから上がったら、もードッと疲労が襲ってきました…歳だからな…
餅つき、ゲーセンにミニ出店街、プール、ハーブ風呂にドレス写真にハーブガーデン。
涙ぐましい程に宿泊心をくすぐるサービス満載のホテルをチェクアウト。
次にタクシーで我々が向かった先は梅祭会場だった。
15分居ませんでした（爆）。
花はもう咲終りだし人間の多さにゲンナリしちゃったのです。
梅干しダイスキな不敵はもちっとウメボシ物色したかったんだけどね。
バスで熱海駅に向かう。
昼食はどーしようかと商店街を物色中、
なにやら行列のできてる和風な定食屋さんを発見、
さっそく並んでみた。
『囲炉屋』というその店は熱海の海でトレタ魚を
おいしーくいただける有り難いお店らしかった。
多分、夜は酒場になるであろうそこは観光客+地元の客でごった返している。
不敵はアジの茶漬けを注文。
『なんでキミは茶漬けばっかし頼むの』
『ゼロに聞け』
訳の判らないやり取りの後、待望のアジ茶漬けがやってきた。
フギャ～～～！おいし～～～！
…不敵はそれから無口になりました（笑）。
こうして散々ハメをはずしまくって
遊びまくって好き勝手やってストレス発散した我々は、
3：50発の東京行き踊子号にて帰路につくのでした。
…これから先、もうおいそれと簡単には遊べまいよ！
ツカレタ…
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