December
ヲ 〜風邪と合気道演武会〜

2002.12.1

12月20日金曜の朝。

『ウガ!?』

声が出なくなっていた…咽がヒリヒリ痛い。

熱は無いようなので出社してみるも、痛みと寒気にノックアウト。

会社近くの開業医に駆込んだ。

小声で絞り出すように症状を説明。

「これは、今流行っている微熱+咽痛のカゼですな」

おじいちゃんな医師がこう診断を下した。

「明日合気道の演武会なんですけど大丈夫でしょうか」

冗談じゃないのだ。

この会の為にどれほど色々あったか(笑)

…出られなくなったら…

今までのアレコレソレドレは一体なんだったんだー!

と言う事になりかねない(…本当はソレ程大した事してないよ)。

「おぉっ、合気道っていうとアレですな」

おじいちゃんは私の焦りなぞ何処吹く風で

エイ、ヤァ!などと手振りを付けて喜んでいるのだった。

「熱でもカーッと出ちゃったら…」

手振りをする医師を無視しつつ、不敵は自分の台詞に蒼白になった。

「(カルテをみながら)貴方は千葉在住なのですね…では道場も?」

「(何でそんな事聞くんだ?)はぁ…千葉のド田舎道場でして」

「注射で2.3時間限定の熱下げは出来るんですけど、千葉じゃ無理だね」

「(乾笑)わざわざその為に水道橋にまで来れませんよ」

薬を貰った…こうなりゃ、あとは栄養と暖房+睡眠しかネェ。

帰宅途中、秋葉原のガンダム物売り場にて

不純の女神のバースデープレゼントにTシャツを買った。

ギレン総帥の有り難いセリフがデザインされたモノでかなりオタクだ。

当然、嫌がらせである。

湯たんぽ用意。

重ね布団用意。

金曜日の夜は速攻薬を飲んで寝ました。

土曜日の朝。

『…ウガ』

全然なおってねぇ!

しかし朝から本部道場に数カ月振りに出かける不敵。

演武のプランの最終確認の為だ。

咽の痛みは絶好調!

缶の紅茶でチマチマ癒しつつ一時間程手合わせをするも、

世界最高と言われる畳の堅さに足のスネは青アザ天国。

しかも極寒、さらに雨がザーザー降ってきた(号泣)!

一旦帰宅し睡眠をとるも咽は死んでいるままだ。

夕方5時半に道場集結。

湯たんぽ+あつ〜いお茶持参の自分、なんだか情けない。

マフラーとコートで胴衣の上から完全防御体勢。

自分の出番になった。

…何やったんだかゼンゼン覚えて無い(駄目じゃん)!

まぁいい。

とにかくこの咽の痛みを何とかしてくれー!!

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