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May
「
ヲ 〜不敵、伊香保温泉へ行く〜
2002.5.5,6
黄金週間を一週間後に控えたある土曜日の日。
不敵は一般部の稽古の前に道場をホウキでお掃除していた。
去年ドイツに御一緒した合気道仲間Yさんに
「連休なんか予定ある〜?」
と挨拶がてら声をかける。
「ううん、無いよ〜どっかいく?」
この返答で温泉行きが決定したのだった。
全く、よくもまぁ連休一週間前に申し込み出来たもんだ。
行き先はイニシャルDの元ネタで有名な榛名山の近く、
群馬県は伊香保温泉「
岸権旅館
」でありました。
上野駅から渋川まで特急で1時間ちょっと。
バスで30分程ゆられると伊香保温泉地に到着します。
世に言うOLさん達が、日頃の疲れとストレスを癒す為に
女友達と温泉地に遊びに行くと言う話はよく聞きますが。
ぼかぁ、『温泉旅館で温泉入る為に温泉地に行く』のは
はぢめて
で
なんだかとっても気恥ずかしい気分でしタ。
ここの旅館はメタクソキレイでサービスも『痒い所に手が届く』を
体現してる感じ。なんてったって中居さんがとても感じが良い。
けして我々を『美人さん二人ねぇ』と誉めてくれたから個人的に過剰に
よいしょしている訳では無いさ、はっはっは、当然じゃないか(爆笑)!
案内された部屋は5階の角部屋で3,4人くらいは泊れる広さ。
木材とポプリ、シックな壁紙が五感に優しい内装。
いかにもOLの好みを意識したよ〜な気がしたの不敵だけか。
窓はガバーッとヨコに広く、温泉街や山々を高台から一望出来ます。
お風呂は離れの露天風呂に館内の大浴場に別棟のお風呂(含露天風呂)
など、まぁ一泊じゃ堪能し尽くせない代物。
さて、宿に荷物を投げ込んだ我々は。
近くの山を登って景色を楽しんでロープウェイで戻ってきーの、
喫茶店で美味しいケーキと珈琲を食しているのだった。
しかも話している事は
ひたすら合気道の事ばかり。
私はコミケやヘヴィメタルやウィザードリィやアメコミの話題で1日中
くちゃべっている自信はあるが合気道ほど濃ゆい話は出来ないだろうと思うよ、
ほんと…っていうか温泉の話とかしろよって感じですか(苦笑)
旅館に戻って広い部屋をゴロゴロしていると(猫か)、
中居さんが食事を持って来てくれた。
よくテレビで温泉旅館特集番組やってるじゃないですか。
あんな感じの
(…なんつー大雑把な…)
こまごまとした品々。
不敵が嫌うアブラっ濃い作りの物が無かったんで、
安心して
ガツガツ
食らい尽くしました
(ハシタナイ)
。
中には旅館の主人が作ったと言う手打ちうどんもあって絶品だった。
て、ゆーか本当に『オイシー!』と絶叫する素晴らしさだった。
温泉で脳内にたまった腐什とクサレた妄想を洗い流し
(病気か)
、
ムスクの石鹸の香りで包まれると、某動物漫画に出てくる歌が好きな
プレーリードックくんのような大らかな自分に生まれ変わったような
気がしました
(なんのこっちゃ)
。
でも次の日からまた仕事の日々なのね…
頑張れ自分。
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