「中古音楽CD販売禁止を」 日本レコード協会
日本レコード協会の富塚勇会長は18日の記者会見で、
中古音楽CDの販売店が全国で約7600店
と、正規のCD販売店(約8000店)に迫る異常な状態」などと述べ、
音楽産業への深刻な影響を回避するため、
協会として政府に中古CDの販売禁止を含めた法規制を訴える考えを示した。
文部科学省はこれを受け、レコード協会も参加する
文化審議会著作権分科会で「結論は白紙」(同省)で検討を始める方針だ。
富塚会長は「買ってきた新品CDをコピーし中古店に売る人が激増している。
中古販売はやめてほしい」などと話した。
デジタル時代の著作権保護の矛先が違法コピーから中古店に向かった格好だが、
CDだけ他の中古品と 区別すべきかどうかや、
消費者利便の観点などから議論になるのは必至だ。
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