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～もと弓道部連中の飲み会～
１年ちょっとぶりに高校の弓道部女子連中であう事になった。
しかし前日にいきなり男子連中も一緒にというになったんで、
不敵は言われるその男連中の名前を必死で記憶のそこから
引っ張り出そうと脳味噌をこね繰り回してました。
合気道の稽古が終わって直行で車で冷たい雨の中を走り、
20分くらいかけて会場に辿り着いた訳でございます。
時に夜１０時。
とっくに集まって盛り上がっている元部員達は相当
うるさかったようで階段の下からバカ笑いが響き渡っていた。
『不敵さん全然かわってないですねー！』
そういわれ、苦笑しながら改めて見渡すと確かに
見覚えのある連中の顔が揃っている…ような気がする。
私が席につくとまず乾杯、そして今のそれぞれの生活環境に
ついてを紹介するという流れになった。
女性4人、男性５人。
…うち女性二人は既婚、これは無職にあたらないとして…
男性５人の内３人は無職なんだそーだ。
驚いた。
T君なぞは着物染め物職人を志し京都に赴いたが倒産してしまったそうな。
世相を反映しているということか。
不敵が『OLやってます。医学関係の広告代理店で申込み！』って
答えるとええぇ～～！？って驚いてんだよ、連中。
それってどーゆぅ意味なワケ。
彼等は妙に記憶力が良く、不敵は全く覚えていなかった
『不敵さんのインコ事件』
なんぞを語ってくれた。
なんでも、弓道場に迷い込んだインコを不敵が保護したんだそうだ。
こう、両手にインコを包むようにして現れた不敵（…っくっく…、ははははははっっ！）に
対して、顧問のN先生はこう言い放ったんだそうな。
『インコを持っている奴は帰れ』
…今も昔も間が悪い人間なんだよな、あたしって…
（自分のネタで笑い死にしそーになる、なんてサイテーだぜっ）
いや、ホントその話は全然覚えて無いんだけどさ。
そんなこんなで夜中の２時まで騒いでいた我々でした。
あぁ恥ずかしい。
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