Italy short-term stay notes * Part-2
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1349 1349の新作…Hellfireアルバムジャケの『火吹きツノ付き鋼鉄兜』が巨大な姿でFrostのドラムセットを覆い尽しています。これじゃあFrostみえねぇよ! そんなワケで、ライヴ中のFrostはマッタク問いってイイ程見えませんでした。でもイイんです、その神業をナマでこの聴覚に叩き付けてきたんですから。 んで、覚えてる曲だけイロイロ書いてみようと思います。演奏した順番が違ってるカモしれんけどだいたいカマしてくれた曲はわかるもんね! 写真は↓の通りぜ〜んぶ失敗してしまいましたので見苦しい真っ黒い画像の羅列が続きます。ゴメンナサイ〜イ! ついにその『時』がやって参りました!再び1349のライヴを見る、コレを一年とチョイ、どれだけ待ち焦がれてきた事か…!! たいして客電も真っ暗にならない内に。 あの、陰鬱なメロディがフロアに流れて参りました。 …これはHellfireじゃないか!って事はもう始まるのか! 振り向くと、メンバーがステージに現れているじゃないか!黒々としたデカイ★ブラックメタラー部隊が前方で凝縮され、喜んでいます。無意識の内にカメラを構えるふてき。 …火を吹くのならムービーに撮りたい! 厄除けになる、絶対に(意味不明な確信)! しかし松明は現れずに、世界で一番イイオトコがステージ中央にそのデカイ姿を現し、盛大に喚き始めたのです! そう、RAVNが! 一年ちょっとぶりのそのデカイ姿を見た、次の瞬間、不敵は極めて簡単にブッ壊れました。 『きゃぁあああ〜〜〜〜〜〜っ!!!!!RAVNだぁああああ〜〜〜〜〜!!!!』 半泣きですね。本当に底無しのアホでごめんなさい。でも諦めて下さい。年に一度有るか無いかの世界なんですから…。その時の状況を断片的にムービーに記録してあったので公開しておきますね。ロクなムービーじゃないゴミムービーですが、参考迄に。
この時はウズウズしながら我慢してたんですが、次の曲、演奏が始まった途端。 ぎゅわぁあああ〜あん! きゃあああキターッ!キタキタ!Raiders of the Apocalypseダーッ!!!アタシのフェイヴァレットがこんなに早くッ!もう我慢出来ません。足が勝手に前方にダッシュ、黒々とした群集に割り込み狂喜乱舞であります。この曲が無ければ1349のライヴじゃないわっ!おもむろにヒトが後ろから流れてきますが、係員のおじさんにパンパン片手で落とされてます(爆笑)! イヤーッ、Ravnさんが目の前にいるううう。今回の彼は黒髪で、顔は憤怒の相にブラックメタルメイクを施しています。腕のトゲトゲぶりも健在で、歪んだそのステキな形相の口からケイオスティックにわめくわめくわめく!!!!! ヤッパリ彼はめちゃくちゃかっこえぇえええええ でぃーすいーずあ-おぶえんじぇーる!---っと。ここらへん、コブシ振り上げつつ、半ば合唱で喚きます。キャ〜〜〜〜ッBlack Metalヴァンザイ! アタしゃ感極まって、気が抜けちまい、途中、FROSTのカッコロカッコロ高速ドラムパートで後ろから雪崩れ込んできたモッシュ客に(ほぼ超高層津波であります)いとも簡単に潰され、ステージ横迄ドンブラコッコと流されてしまいました。死ぬかと思った。だって本当にビッグウェ〜ブなんだもの! 愛して止まない名曲をタップリ堪能すると次は新作よりNathicana 。ちょっとトロメで、このバンドにしてはアンニュイな部類に入る曲だけどカッコイイ曲だよね。でもオイラやっぱり1stアルバムからファストなナンバーかまして欲しい訳だよ!ふてきはこの我が最高なる至福の時間を記録におさめたく、カメラを構えるもゆっさゆっさ周囲に押されてブレちゃってダメダメです。 それで、前回のライヴでマイクが壊れててRavnが困ってたふてき的に印象深いNecronatalenheten。この曲もトロめな部分アリですが、イーヴルかつ内向的ギターとドラムにおける後半、緩急のつけ具合が実にスキ〜〜〜な曲なのです。FROSTのドラム!もーサイコーにカッコイイぜ!原曲を魂の聴覚に焼きつけておけば尚更身に染みるそのトタン屋根っぷり!あぁあああシ・ア・ワ・セ! 2ndのChasing Dragons 、コレもハズせません。さぁ皆でヘドバンタイムですよ!アタマ振回しちゃいましょう!たまんねぇYO!この混沌としたズダバダドドドダダダの轟音の壁ぇーッ!つーかあ…FROSTの神業がここぞとばかりに爆裂に冴え渡る…ドラァアアアアアアアアって(萌)!そのご尊顔が拝見出来ない事が何より残念でスよ! それと新作からI Am Abomination も演りました。RAVNはホントせわしなくステージをアッチャコッチャ動き回ります。そのしなやか?なトゲトゲの腕を振り上げますと、客がメロイックサインで応えて…うわぁ〜お、RAVNの周囲に数多の腕がニョキニョキ生えてます!壮観!なんてマニアックなノリなんだ!アツイぜ! もう一つカッコイイナンバーAiwass Aeon、コレもわすれてはイケマセンね!FROSTの打撃もサイコーだけどやっぱりストレートにイーヴルなギターがホント魅力的っ! RAVNさんがやっぱり目の前に歩いてきて、荒れ狂ってる観衆へ向けて手を伸ばしてくれて、じゃんじゃん伸ばされる客の手をガッツリにぎにぎしてくれるのですが、イタリアのヤツラが揃いも揃ってデカイ奴等ばかりなので極東のホビッツなふてきがどんなにがんばって手を伸ばしたって、届くわきャないんです。 なので、とりあえずミーハー追っ掛け女が言いそうな日本語を力の限り絶叫してきた!いやホラ、日本語だったらどんなにアホな妄言喚いても理解されないからねッ(意味あんのか)! 年に一度くらい、盛大にアホになってもイイと思います(自己弁護)。
あっという間に至福の時間は過ぎ行きます。おおっ、キタキタ!この駆動音ッ…待ってたナリよ!てなわけで、シメはManifestです。 ナニゴトかしら、この機械駆動音から魂に染み込み躍動感は。斬り込むFrostの神経に触るドラムに、喜々として周囲の皆さんはさっそく何かに吹っ切れたようにアタマを振り乱しております。アタシも仲良く吹っ切れて来ました TSJALVEが黒いズルズル衣装をその巨体で揺らしつつカッコよくギターでアピール。観衆も轟音の奔流の中で咆哮で暑苦しく応えます。あーもぅ。ホントにイイなぁ、こーゆうノリってばよ。 う〜〜〜〜〜〜〜ぉおおああ"あ"あ"っ、This is our manifest of war ---ドガガガガガガガガガッ--- …と、実に爽快にライヴは終了致しました。
他に1、2曲やったと思うのだがもう記憶が定かでは無い(汗)! 久しぶりにトッテモキモチのよい時間を過ごさせていただきましたわ!オカワリ欲しいけどアンコールは無かったです。残念デス。 *蛇足*他のライヴではあ・のMAYHEMのカヴァー曲Buried by Time and Dust やってたり、冒頭で思いっきりファイアブレスした所もあったみたい…。オイ!そらぁ、ちっとズルすぎるんじゃねぇかコルァ!
Gorgoroth 冒頭から謝ってしまいますがスイマセン、ふてきはそれホドGorgorothに期待していたワケでは無かったです。1349のライヴでハジけてぐったり気味だったので後ろからその全模様を見ておりました。 まぁ、聞いて下さいよダンナ…。 身の丈2メートルちょいはある巨大な銀の逆十字を両脇に突き刺して。 その間に歓声と共に誇らしげに現れた、モロBlack Metalないでたちの一団。あの有名なヒゲおぢたんと、ギターにベースのキョーアクそうな長髪にーたんお二方。揃いも揃って胸元にデッカくて黒い逆十字架をブランブランぶらさげてしろ塗り凶悪ベタ入りメイク。 予想通りに最新作Twilight of the idolsよりProcreating Satanであります。ん〜、アタシってば、完成度の高い最新作よりは初期のキタネェ感じのノイジーでやかましいスラッシーな曲が好きなんだけど…あらあら!前で固まってる客がスゲェ事になってます。 ギャハハハ、もぅ足生えてら!早ぇえよ!
…続けて新作よりForces Of Satan Stormsの轟音がバキバキ演奏されます。早くもじわじわと、アタシは思いはじめました。 (ヤヴェ…ヤヴェよ、やっぱライヴだとCD音源の比べ物にならネェくわぁっこえぇ味わいがっ…!) ここでヒゲおじたんが観衆をステージ右わきからすうっと睥睨して左手を軽く挙げ、水平に切りつつ、暗〜くつぶやきました。 『 … P o s s e s s e d … 』 ふてきのブラックメタルセンサー(何ですかそれは)がビビっと反応しました!よもやこれはあのアタシのダイスキな…!? これにイタリアン★ブラックメタラーは、その圧倒的なる絶叫と大合唱の連呼をもって応えます! ふてきは不覚にも、 深 甚 な る 感動を覚えてしまいました。 (あぁ、このノリ…圧倒的なるSATANの連呼よ。日本じゃ絶対味わえないぜ!) ズ、ダダダダダダと不快なギターとドラムのリズムがPossessed (By Satan) をかき鳴らし、ヒゲおじたんがグエェエエエエときーったねぇえブラック声で意地悪く呻きます。 興奮覚めやらぬ内にBergtrollets Hevnへ雪崩れ込み、あの悪夢のようにやかましい大好きな名曲The Rite Of The Infernal Invocationへ続きます。 あのベチベチとした、ダーティでノイジーで壮絶きわまりない轟音騒音が高品質にスラッシーに演奏されます。ヒゲおじたんのクチから発せられる醜悪な喚きがフロアに冴え渡ります。 ノリがオールドスクールとできったねぇプリミティヴを齧った音楽性なのでトバシ方には硬直感を感じます。 しかし、ふてきにとってはほぼサルのように聞きまくった知ってる曲ばかりなので心の底からノレてしまいます。 「ぐがぁああああ」 「ごがぁああああ」 (…ケモノかよ!!!) そのクセ、ヒゲおじたんは1349のRAVNみたいにステージのあっちゃこちゃ動いたりしないしヘドバンなぞしません。 曲によってはクリーンボイスで朗々と歌ったりする部分もまぁ、あるのですが…。かなり優雅っつーか、華麗な立ち振るまいなワケですよ。ステージ上で布教活動を行う司祭のごとく。その喚きっぷりとはすごいギャップよね。 ちょっと記念にムービー撮ってみました。ほんの数秒ですが。
Destroyer なんかもすっげ好きな曲なのですが、この咆哮にはヤラれましたね。 「でーす、とろーいやぁー!!!」 (…あぁっ、ス・テ・キっ) 長年喚いてきた経験はダテじゃないのね。流石だわ、素敵よ、GAAHLおじさん!アナタみたいにクレイジーで華麗でダンディーでクールなおじさまを、ヒゲおじたん呼ばわりしてしまって、本当にごめんなさい。 そのイカれた喚き声と対照的に振る舞いはダンディーなのですが、時々ステージ中央に出ばるどうやら目立ちたがり屋さんらしきギターにいさんを後ろからほっとんど『邪魔者』扱いでしばいていたりと、その隠された凶暴な気性が伺い知れます。いや、外見がダンディーなだけにマジで恐いです。 その間にもイロイロ曲を演奏していたのですがスイマセン、Gorgorothの曲は不勉強なもので統べて覚え切れません。 ん、なんかね、ワシのマークの大正製薬の曲、Incipit Satan もやってくれたけど。アタシあのアルバム、トラウマなんだよね…。 シメの曲はこれまた大好きなノイジーでやっかましいスラッシーな名曲?Revelation Of Doom です。 --ズッダダダダダダッ、ドッガラダダダッ ダンディーでクールなGAAHLおじさんに目がクギ付けになりながら、スラッシーな騒音の奔流を味わいながら、ふてきはしみじみと思うのでした。 (…もっと勉強してから、Gorgorothはまた見たいねぇ。アタシゃ彼等のライヴを見くびっていたよ) こうして夢のような轟音タイムは終了したのでした。
友人は曲調が単調だと一瞬立ったまま寝たそうですが、 |
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