Italy short-term stay notes * Part-2

トレヴィの泉とスペイン坂

フォロ・ロマーノ

『フォーリ・インペリアーリ通り』沿いには様々な観光名所がございますよ。なんか奇跡的に破壊を免れた大理石の円柱があったハズのあたり、フォロ・トライアーノ。写真じゃサンパリわかりませんが、このボロっちい遺跡のあたりにあるハズなんです。全然わかんねーのはアタシも同じ。許して下さい。ココらへんにトラヤヌス帝が眠ってるそうな。117年…日本は大化の改新も遥か先の時代だな。

フォロ・トライアーノのあたり。

で、後ろを向くとフォロ・ロマーノの古代遺跡なボロボロな光景が広がっています。ローマ時代の皇帝ゆかりの遺跡がフォーリ・インペリアーリと呼ばれる区域なんですが、それは金払わずともざっと見学出来ます。

全然見えないけど…ローマ時代のメインストリート『聖なる道』という石造りの小道をはさんで奥左はじ、真中ら辺のブッ壊れた壁らへんがユリウス・カサエルがちくちく作り始めた他目的会堂『バシリカ・ジュリア』という建物だったらしい。

フォーリ・インペリアーリのあたり。

…この小さな写真じゃワカリませんけど。そこで、旅行記恒例(?)の壁紙を作ってみた!

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これで確認するとそのデカさが分かるよ。『聖なる道』を歩いてる米粒みたいな観光客の大きさと対比してみてね。

その場所から左には下のような風景が広がっています。ハコみたいな四角くて三角の建物が『クーリア(元老院)』。ヤケにキレイに残されてると思ったら、やっぱり20世紀に復元されたものらしい。オリジナルはカサエル時代のもっと前のモノらしいよ。

左の風景。

それにくっついているの教会みたいな建物がやっぱり教会で『サンタ・マルティーナ・エ・ルカ教会』っていうんだって。舌噛みそうだね。その更に奥、左のレンガ色の塔らしき建物は市庁舎です。午後にコッチいきますので詳しい事は後で。

で、右の信号機わきに気になる馬車が乗っかってる白亜の建物は『ヴィットリオ・エヌマーレ2世記念堂』です。次は其処へ向って歩きます。ちなみにその手前の高台にある建物は『サンタ・マリア・アラチェリ教会』だって。

まーったく教会の多い事多い事。キリスト教とローマ時代ゆかりのギリシャ神話の神々が共存する不思議な世界観であります。

ブロンズ馬車が乗っかってる気になる白亜の建物に辿り着きました。

たなびくニ対のイタリア国旗。なんか燃えてる祭壇っぽい所。なんだか妙に立派すぎます。しかし時間がちょうど逆光の太陽の頃。うまく写真に記録出来ません。

ヴィットリオ・エヌマーレ2世記念堂。

観光ガイドによればイタリアを統一した国王を讃えて市民のデザインを募って建立された観光名所(?)。どーも中央のウマのりおじさんがソレっぽい。

おじさんと馬車とよくわからない像。

このへんは後からじっくり冒険するとして、とりあえず地図を確認しながらトレヴィの泉を目指します。この白亜の観光名所前方には『ヴェネツィア広場』が広がっていますがその名前に似合わぬ車渋滞レッドゾーンです。排気ガス汚染がきっとすごいね。

トレヴィの泉

『ヴェネツィア広場』をまっすぐ突っ切って正面のコルソ通りに突入。ここまで来るとイモを洗うような車と人間地獄。本格的に観光タイムなのでガイジンわんさか歩いてます。わりと繁華街でオシャレなブティックなぞも出ていてゴミゴミ雑然として都会です。

ココでは看板でトレヴィの泉の案内が出てるので迷わず右折出来ました。コルソ通りに潜入して15分くらいかな。

いや〜も〜簡単に到着ですよ。カラオケ遊びに行ってラプソディのエメラルド・ソードを歌っていると必ずテレビ画面に出てくる画像そのまんま。

トレヴィの泉。

特筆すべきは、写真にはうつってませんが観光客でムチムチの光景(笑)。いや〜多種族の方々のたまり場ですね〜。日本人の団体観光ツアーがいるいる!日本人のおばさん達がジェラート食べながらガイドさんのお話なんかきーてねぇ。すぐわかるよね、日本人の中高年おばさんおじさん集団は、だいたいバラバラにならない。随時かたまって行動してる。

アタシが(おぉ〜♪日本人だ日本人)と目を向け側を通り過ぎるのですが、おばさん達は絶対にアタシと目を合わせようとしません…これはどこの日本人ツアー団体と遭遇しても同じでした。そんなにアヤシイ人間に見えるのか?

せっかくの超・有名観光地なので、また壁紙を作ってみた!

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恒例の『コインを一枚投げるとローマに戻ってくる』をやってきました。どうでもイイ言い伝えなのですが、まぁ、なんとなくね。

様々な人種のイモを洗う混雑ぶり。

それにしてもこの泉の回りではシャボンダマ製造アイテムを売り付ける商売人がイッパイいます。ウザいったらありゃしないです。ただでさえ人間大混雑でコミケなみの地獄絵図なのに。その隙間でシャボンダマとばしてウロチョロ無理矢理売り付け回るのです。思わず蹴飛ばした…くおぉっと、暴言はエレガントに…邪魔ですわ。みんな死ねばイイのに。

このへんでちょっと休憩です。近くのカフェに行きました。せっかくですのでジェラートとエスプレッソを。甘党にはタマランです、アタシはイチゴとヨーグルトのジェラートを頼んだのですがベタベタに甘いですよ。エスプレッソとバッチリ合います。

ウマイんです。

ジェラートは5ユーロ。エスプレッソは1ユーロ90。高くもなければ安くもありませんな。

スペイン坂

次の有名観光地はスペイン坂です。ツアコンの友人は言いました。『トレヴィの泉からスペイン坂までは凄く近いから歩いていけるよ』と。確かに地図で見る限り近いです。けど思いっきり迷いました。地図を見ながら歩いても、入り組んだ小道に簡単に惑わされたアタシ。ダメだこりゃ、アタマ回ってねぇ。日本に帰って迷宮で修行し直してきます。

で、Rさんに任せるとすんなり到着しました。

唖然としました。

スペイン坂。

坂が見えねぇ。

つーか人間しか見えねぇ。

そうです、坂には世界各国から集結したカンコー客が腰をおろし、トレヴィの泉以上の人間地獄です。情緒もヘッタクレもあったもんじゃありません。ローマの休日、恐るべし。まさか後世にこれ程の観光威力を発揮したとは思わなかったであろう、オードリー・ヘプバーン。

スペイン坂だってば。

アタシは簡単にココを観察するのを諦めて、この広場前に広がる『ブランド横丁』を探索する事にしました。もちろんアタシはブランドのアイテムに興味など素粒子の欠片も持ち合わせておりません。ブランドショップに如何程の日本人が買物に来ているのかトテモ興味があったのであります。

地図を片手にほぼ全てのブランドショップを確認してきました…日本人はあちこちで見かけられました。フェラガモの店奥で若い旦那さんを椅子に座らせて喜々としてアイテムを物色する若いお嫁さん。その若い旦那さんの、何とも言えぬ儚げな微笑。

美しいカッコをした日本人のお嬢さん2人組がしゃなりしゃなり歩いてたり、スリに遭ったかと慌てる日本人おじさんを見かけたり。なんか、そーいった状況が、非常にホホエマシイです。

スペイン広場。

この『ブランド横丁』のリストランテで昼食。だって、そこの店、日本語のメニューがあったからさ。微妙に訳し忘れがありましたが…。観光客向けのランチコースを頼んで20ユーロでした。ふてきは野菜スープを頼んでみたのですが、どいつもこいつもマジでナミダが出る程ウマかったでっす!!!!!

農産物に合格点。

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