Italy short-term stay notes * Part-2

ヴァチカン周辺とライヴハウス下見

サン・ピエトロ大寺院内部〜続き
ここらへん、サン・ピエトロ大寺院の中心部を『内陣』と呼ぶンだそうな。

巨大な十字架の中心部にあたるのだ。

この奥のキンキラキンの極め付けの『製ペテロの司教座』は『後陣』と呼ばれる部分にあたり、ここで最も神聖な場所なんだそうです。へぇ〜。へぇ〜。まぁ、要するにムカシの偉い司教様が使用してたイスがあるんだって。

ミーハー根性でその有り難いイスをもちっと詳しく撮りたかったのですが、なーんかうまく撮れませんでした。ボケボケだ!

奥のイス、うまく撮れないわぁ。

デコレーションやり過ぎの巨大な置き物を正面に、左を見ると懺悔室の展示が見学出来ます。懺悔室はつややかな光沢を帯びた木材で、すごーくシックなかんじ。ねぇねぇ、ちょっと彫り直してチェストにしたら凄くイイ感じかもよ!

ぜひ、色々と懺悔させてください。

仏壇に見えなくもない(失礼)。

身廊の装飾はキンキンキラキラですが、まさかホンモノの金箔って事はないでしょうな。で、要所要所に大仰に書き付けられし文字はなんなんですか。やっぱりラテン語なの?

ソレニツケても、ココの建築物を装飾してたヒト絶対イヤになってたと思わない?半ばヤケクソになってたと思うね〜、アタシは。この資金ってずぇええんぶ寄付なのかなぁ?だとすると、寄付の力は偉大すぎます。

さっきのページの拡大ね。

ぐるっと一回りして、巨大な建築物を後にしました。じっくり見れなかったし、幸運をいただけると言う話題の『王座の聖ペテロ像』の足もナデナデ出来なかったけど(すっかり失念してたヨ)。でもたぶん、アタシまたここに来る事になると思います…そう遠くない将来に。

大寺院周辺のイロイロ

噂によれば、ヴァチカンの警護のヒトは『すごい色の衣装』を着用されているのだとか。Rさんはソレを見る事がヴァチカンにおける最大の楽しみだったそうです。…なので、その姿を探して外をフラフラしていると…どうやらシスティーナ礼拝堂(ヴァチカン博物館)の出口らしい場所で見つけました!

2人組の内の左側のお兄さんを激写。この後、フラッシュのせいか不敵はこのお兄さんに多分思いっきり嫌われて逃げられちゃいました。うわぁああああん嫌わないでぇ〜(これだからミーハーは嫌なんです/自分でも判ってるんです/でもトメラレナイんです)

お仕事チュウ。

あらかじめこのヒト達についてツアコンの友人に聞いておいてたのですが。むかしむかし、ヴァチカンが戦火に晒された時にココを守っていた兵士は地元のイタリア人兵士と出稼ぎのスイス人兵士だったそうです。

けど、イタリア人兵士はヤヴァくなったらとおっとと逃げ出したそうです(何だか第二次世界大戦のスチャラカ降伏劇を彷佛とさせるなぁ/微笑)。しかしこれといった資源も産業も持ち合わせていない山間の国:スイスの出稼ぎ労働者はそのお国柄ゆえに、仕事を最後まで忠実にこなし、全員討ち死にしたのだそうです。最後に死んだのもスイス人兵士で、そんな逸話からのキトクな衣装を着用出来る正統なるヴァチカンの兵士は、今でもスイス人にしか許されないそうであります。

じっくりと凛々しいスイスお兄さんを兵士を検分した後、ふたたびヴァチカン広場に戻ってきました。

ツアコン友人に入れ知恵されていた『広場にある二つの泉の側に描かれた白いマルに立つと、大柱廊の巨大柱が全て1本に見えるんだよ』という『白いマル』を探す為であります。

それはいとも簡単に発見出来ました。結構有名な逸話らしく先客のおじさんがカメラを構えてます。まぁ、この写真でも判るよね。4本の巨大石柱が1本にまとまって見えてるでしょ?

先客のおじさん。

この後、『システィーナ大聖堂』を観ようと思いました。何でも、近くにあるらしい『ヴァチカン美術館』に直結していてその最後にあたるんだとかなんとか。

標識を頼りに迷いながら15分程(迷うと長く感じるのだよ)外の公道をほっつき歩いて見つけたのですがオフシーズンの今、12:20で終了だったんですね。絶対に観たい!という種類の方々は、キチっと開館時間を確認しましょう。

ちなみに朝8:45〜14:20がスタンダードな開館時間でオフシーズンは今回のように12:20迄なのです。

近くのピザ屋さんで3ユーロのでっかいピザを買ってみたよ。ココのおじさんがしきりに『しっだしっだ』と言うので一瞬困惑しました。カオに???マークを踊らせていると何処からともなくイスを2脚取り出してきました…なるほど『しっとだうん』って言いたかったのですね。オイラ日本帰って英語の勉強のし直しだ!

モッツアレラにトマトだぁ!

このピザ、むちゃちゃウマくって最高なのですが、アタシにはデカすぎて食い尽くせなかったので、ホテルにお持ち帰りする事にしました。こいつをモリモリ食べていると日本人団体旅行ツアー客がアタシの目の前をゾロゾロ通っていって、恥ずかしかったです。

けど、ツアーではなかなか味わえないスチャラカ自由行動を思う存分満喫出来てウレシイような気も致します…何となく。

ライヴ会場下見

…とりあえずサンピエトロ大寺院の目の前のタクシー乗り場でタクシーを捕まえ、ホテルに戻る事にしました。こんどは爆走気味のイタリアおじさん(推定年齢54才)。このおじさん、トヴァストヴァス!

ローマの道は鋪装されてない石畳も健在でガタガタするんですがお構い無し。坂も多いのですが景気良くトヴァストヴァス!

なんか、イタリアおじさん(推定年齢54才)が意図して道を選んでいるのかどうか判りませんが、『コロッセオ』や『祖国の祭壇』などなど、幾つもの観光スポットらしき建物が、目の前を疾風のように駆け抜けて行きます(笑)!

それでも無事地図で示したあたりに到着して、ホテルに帰還しました。

ホテルの部屋の窓から。

え〜と、この写真はホテルの部屋の窓から外を写した感じです。どうも一般住宅マンション集合体の中庭のようであります。

右上の部屋のベランダでありえないほどデッカくてしかもヒラヒラなレースが可愛いおふとんカバーをべろ〜〜んと何時迄も干しているのが他人事ながらたいへん気になってしまう不敵なのでありました。しかも毎日違うモノを干してました(いちいち観察するなよ自分)!

ところで、不敵は予めやっておきたい事がありました。

それは13日のライヴが行われる会場『Alpheus』の下見見学。そこはホテルの近くで、その距離はおそらく春日通りのハンバーグショップ・Fire Houseから本郷三丁目の交差点くらいまでのそれと同じハズ(なんてマニアックな推定の仕方なんだ)。つまり、歩いて10分くらい?もちろん、走っても全然平気な短距離だ。

そんなわけで地図を片手に散歩がてら、裏通りの冒険に出掛けました。

つーか、本当に直ぐ見つかりました。それは住宅街のハジのハジのハジッコに位置していました、ホントにそのまんまや。ライヴハウスの目の前には財務省&税関局の敷地が広大に広がり…とはいっても、塀に囲まれた地区で何にも見えないんだけどね。

まだ日も明るく誰もいないしで、静まり返っています。

これが今回のライヴ会場の入口です。

こうして見ると、カナリ上品な感じがするのよね。ライヴハウスってさぁ、もっと汚くって地下に穴が空いててゴミゴミした急な階段が続いててさァ、轟音が漏れてきてさァ。しかしここ『Alpheus』ではオプションっぽく目の前にエレガントなイタリアンレストラン(ライヴハウス仕様らしくディナー営業らしい)があったりしてねー。なんだかなー。でも確かにここで明後日やるんだよなぁ。

1349&GORGOROTHの告知がどこにも書かれていない事に不敵は何となく不満を感じるのでありました。まぁ、位置は確認出来たのでホテルに帰る事にしました。

あ、途中でウマソーなお菓子屋さんで買物したんですが(Rさんが)。ここの女性主人がマッタク英語しゃべれなかったんだよね!どうりてお姉さんの喋ってる事が一欠片も頭の中で翻訳できねぇワケだよな。つーか英語しゃべれないなら『いかにも分かってるようなフリ』でイタリア語で冷静にレスポンスするなー!オイラすっかりイタリア人の英語能力の平均を忘れてて、必死に英単語喚いてたのがアホのようだ。いや確かにアホなんだけどさ。

けどさー、『ワン、ツー、スリー』さえ通じないって、そんなのってアリなの?

すったもんだした挙げ句、Rさんのゲットしたお菓子(7個くらいで1ユーロだったと思う)は、小さなひょうたん形の…お酒でしっとり濡れた固めのカステラって感じでコレがまた芸術的にウマかったわけです。

でも完全に寝不足で頭がラリってたアタシはその芸術的に素敵なお菓子の入った包みを、間違えてゴミ袋にいれてしまうという有り得ない大失態を犯してしまいました。その節は本当にすいませんでした(低頭)。

そんなわけでローマの第1日目は終わりです。

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