イタリア短期滞在

〜ブラックメタル祭典への記録〜

『でもいいよねー。プロモーターやってると色んな素敵なバンドと
知合いになれるし、ライヴも見れるんだもの』
『貴方はそう言いますが実際大変なんですよ…。
彼らの
ワガママにいったいどれだけ振回されているか…』
と、頭を抱えた様はまっこと、深刻そーなカンジでありました。

旅行3日目

-ぷらっとコデヴィリア-

そんなこんなしているウチに日が暮れてきたので、

とりあえずまた電車に乗って駐車場に戻る事に。

ふてきはミラノの『観光客向けホテル』に泊まってみたかったので

ミラノで解放して欲しかったのだが、ヴィットリオはどーやら

15ユーロのホテルまで送ってくれるつもりらしかった…

いやそこまでアタシの財布の内容量を気にしなくてもいいんだけどな。

またしてもアウトバーンを走りまくり(勿論BGMはClandestine Blaze♪)

ミラノより離れてコデヴィリアに戻って行きます。

途中でお土産ゲットの為にヴィットリオ家族が常用していると言うスーパーに

連れていってもらったのですが…すでに閉店してしまってた!!

あとこれもやはりヴィットリオ家族の常用すると言う

パスタ屋へ連れていってもらいました!

いくつか回ったのですが、どこも満員御礼な盛況ぶり。

イタリアの人々は休日の夕方は外食する人々が多いのだろうか?

で、やっと国道沿いの庶民派だけどしゃれた店に入る事が出来ました。

チーズスパゲティ

この地ではアルミホイルにつつまれたパスタが存在すると言う。

それが↑であります。

すっげーデカくて食い尽くせなかったけど…最高にウマかった!!!

彼はパスタをたいらげた後、エスプレッソを味わいながら言いました。

『イタリアでは食後はエスプレソが慣例なのです。

キョウコはエスプレッソは頼まないのですか』

『もうおナカがフルで入る余裕ないよ、でもエスプレッソはライヴ前にホテルで

注文して飲んだ!めちゃくちゃウマかったわー!』

『それはよかった。ジェラートにエスプッソにパスタ、

あなたはイタリアの美味しいものを楽しむ事が出来た』

『コーヒーはねー、朝はアメリカン煎れるし、

仕事先ではスターバックスでカフェラテ飲んでるよ』

『スターバックスは全く知りませんが

アメリカンはコーヒーではありません(どきっぱり)

…どうもイタリアのこだわりを垣間見てしまった気がします。

その後もいろいろな話を聞いたのですが印象に残っているのは。

『でもいいよねー。プロモーターやってると色んな素敵なバンドと

知合いになれるし、ライヴも見れるんだもの』

『貴方はそう言いますが実際大変なんですよ…。

彼らのワガママにいったいどれだけ振回されているか…』

と、頭を抱えた様はまっこと、深刻そーなカンジでありました。

つーかヴィットリオにおごってもらっちまいました。

ワタクシ、この旅行でお土産のTシャツ以外はほぼ金使っていません。

そう、ヴィットリオにおごってもらいまくりだったんです。

結局15ユーロのホテルは終っていたので、センチネックスのメンバーが

泊まっていたホテルを紹介してくれる事になりました。

そう、ライヴの日に大きな荷物かかえてノシノシやってきた、

あのヨーロピアンなピンクの建物のアソコであります。

一階がカフェテラスになっていて、

店番のおねーさんとヴィットリオは知合いのような感じでした。

ココの3階迄階段で上がって行くと、小奇麗な廊下が続いています。

ヴットリオはふてきに言うのでした。

『ホテルの従業員はわたしとあなたの関係を誤解したらしく、

ダブルの部屋を用意してましたよ』

(…そんなふーにみえるのか?…嫌だなぁ…

ココは40ユーロでした。

部屋はキレイだし、まぁ、そんなもんじゃない?

ちなみに、ココのシャワールームはナガ細いプラスチック容器です。

あんなトコロで巨人族の欧州人が十分体を洗浄出来るか疑問だわぁ。

15ユーロより清潔です

というわけで、センチネックスのメンバーが泊まったであろうホテルで

イタリア最後の一晩をぐっすり寝てしまうふてきなのでした。

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