イタリア短期滞在

〜ブラックメタル祭典への記録〜

…やがて鎖帷子を装備した長髪白塗りVo.が現れ、演奏が始まったのです。

Σ( ̄Д ̄lll)ウポー!?

そう、彼は間違いなく、
昨夜ホテルで
一心不乱に髪をとかしていたあの長髪メタル野郎でした。

不敵は穴があったら転がり込みたい気持ちになりました。

旅行2日目

-ライヴ模様2幕目-

THUNDER ROAD Club

ENSPOHのライヴが終了して不敵は客席に戻る気にもなれず、

とりあえず上記地図の『ドラム組立場』の鉄柵に頬杖をついて

ナニをする訳でもなくステージ上の作業行程を見守っておりました。

やがてモノモノしい部品がガタガタと運び込まれてきました。

(お!生まれて始めてドラムの組立を観察できるかな?)

スタッフがガコガコと、注意深くパーツを組んでいきます。

(なんだかヤケに横幅が広いもんだなぁ?)

こんな所で興味津々に頬杖付いているのは不敵だけであります。

ついでにイロイロ質問してみようかなと迷惑な事を考えていると

脇の『出口』から『ドラム組立場』に2人の人物が浸入してきました。

そのかんばせを拝見した瞬間、不敵は硬直しました。

(ふ…FROST!)

HELLHAMMERぁ!)

FROSTはビジュアル系の芳香が漂うメタル系な私服で、

長い黒髪ストレートな髪にそれはそれは美しく化粧されたかんばせ

HELLHAMMERはホテルで見かけたソノマンマの格好で。

2人はドラムの組立周囲をウロウロしております。

時折、自分でかがみ込んでチェックをしております。

その表情たるや職人そのものです。

職人の表情

不敵はこの時、今更ですが気が付きました。

(このドラムセットはHELLHAMMERFROSTの使用するモノなのね!)

途端にファンの軍勢が鉄柵に殺到してきました。

ステージ端に仲睦まじく(?)並び立ち、真剣な表情で

ドラムセットを観察する彼らにフラッシュの嵐です。

PLAY!

このファンの声に、嫌な顔一つせずに応えたのがHELLHAMMERです。

彼はにこやかにステージから降り立ち、

セットに座ると怒涛のドラミング技をぶっ放してくれました。

ががががっどかぼかごきばきばき、ばしゃーん!!

ファンの声援とフラッシュの中、不敵は呆然。

(い、いかんっ!今の神業、ムービーに記録しておくんだった!)

彼はその後もう一度だけ軽くドラムセットに触っていたので、

ソレだけ数秒間記録する事が出来ました。

*注意* 音が雑音なので音量を低くして下さい! あと死ぬ程重いです!

HELLHAMMERのムービー

んで、2人の超絶ドラマーが立ち去る時。

ステージに何やら見覚えのある姿形の人物が3名程いるのが見えました。

彼らは典型的なブラックメタル的白塗りメイクをしていたのですが、

不敵はこの時こう思いました。

(ン?のーしてプロモーターのシトが白塗りでステージにいるの?)

白塗りメイクを施していても不敵には判っていたのです。

彼らが、ホテルで集結し2つ隣の部屋に宿泊していた、あの

スキンヘッドムキムキメタル野郎部隊であるという事実に。

…やがて鎖帷子を装備した長髪白塗りVo.が現れ、演奏が始まったのです。

Σ( ̄Д ̄lll)ウポー!?

そう、彼は間違いなく、

昨夜ホテルで一心不乱に髪をとかしていたあの長髪メタル野郎でした。

不敵は蒼白になりました。

なんとなんとなんと、彼らはNAER MATARONのメンバーだったのです!

(うわーん!アタシってばスッゲ失礼な質問かましちまったい!)

不敵は穴があったら転がり込みたい心境になりました。

NAER MATARON

http://www.naermataron.cjb.net/

ギリシャのファストブラックメタル。

とはいえファストって言う程ファストでもない気がします。

ツルッパゲメタル部隊、『使用前/使用後』の『使用後』

不敵が受けた感じとしてはピュアブラックメタル路線を

丁寧に踏んでいる、正統派ブラックメタル楽曲だという感触でス。

ファンはわんさかいらっしゃいまして、割と女性が多かったのが新鮮。

んで、彼女らの声援が

『ヒヤァアアアアアアアア』

『キェエエエエアアアアア』

『ギャー------------ッ』

…と、超・ヒステリックなかん高い声だったのヨ…!

恐いわぁ。

負けるわぁ。

この背の高いお兄さんファンの背中に天使のイレズミが。

スイマセン、写真がイタリア野郎共のアタマばかっかし写ってますね。

コレでも一生懸命背伸びして、

デジカメ上の方に持って撮っていたのデスヨ。

日本でのもろもろなバンドの来日ライヴ(特に東京公演)では、

『最前列からギッシギシ』というスシ詰めっぷりが普通というモンですが、

コッチの世界ではそんなコトなくって、けっこう間が空いてます。

すげーラクです。

次のバンドの準備時間もフロアに座るって人間は全くいません。

みんな、買い物したり座席で飲んだり食ったり。

外に出て涼しい風にあたったり。

ただ、ゴミの量は壮絶でしたが。

イタリアメタルファンの間では携帯電話が大活躍。

音はカナリ良かったですよ!!

(デジカメのムービー記録ではドレもコレも散々な結果ですけど)

演奏がトバシ部分にかかると客がバッフンバッフンと

ヘドバンを一斉にかますのがオモロかった。

最前列へ割り込んでヨコから撮影した図。

なンか聞いている内に、

トテモかっちょ良く感じるようになってきました!

Vo.サンの声はドライなブラック声でホテルで目撃した時の

大人しさからは想像出来ない見事な邪悪オ〜ラを発散してました。

いや〜、トテモ今更ですがギリシャにも

こんな正統派ブラックバンドが存在してたんですねぇ。

目がウサギさん。

不敵はこのバンドのアルバム、持ってないので一体何の曲を

演奏しているのかサッパリ判りません。

けどこの演奏聴いただけでナニヤラ物凄く買いたくてムズムズします。

それっくらい、ライヴがカッコイイのです。

それにしてもイタリアのモッシュ部隊は恐いですね。

暴れパートで中央部にどこからともなく走り込んできて大変な事になるの。

特にココに写ってる後姿なイタリア野郎2人組の暴れ+ヘドバンっぷりが凄かったナ。

(ドドォオオン!)すっげデカイんですこの2人。

やつら、デカ過ぎて写真撮り辛いわアブネーわで、

ちょっとばかし仕返しのつもりでココに晒してみました。

…クフフフ、まさか極東のこの地でこんな形で仕返しされているとは思うまい。

んで、記念にちょっとだけライヴ模様をムービー収録してみました。

例によって音はサイアクでっす!

ボリューム下げてからアクセスしてね。

*注意* 音が雑音なので音量を低くして下さい! あと死ぬ程重いです!

NAER MATARONのムービー

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